AtCoder Heuristic Contest における生成AIの利用ルールについて、今後一部変更を予定しています。
現行のルールでは、実行を伴う改善ループを自動的に回すようなAIエージェントの利用を禁止しています。
しかし、最新の対話型AIサービスにおいて、標準的なプロンプトを用いただけで、コードの改善、テストケースの実行、結果を踏まえた再改善といった一連のループが自動的に繰り返される挙動が確認されました。
このような状況を踏まえ、生成AIの利用に関するルールを見直します。
## 主な変更点
### 短期AHCについて
短期AHCでは、生成AIの使用を禁止します。ただし、GitHub Copilot などのコード補完ツールについては、従来通り使用可能とします。
### 長期AHCについて
長期AHCでは、これまで曖昧だったルールの一部を明確化します。
従来どおり、APIやスクリプト等を用いて、生成AIに多数の出力を自動生成させ、それらを実行結果やスコアなどに基づいて評価・選別するような利用は禁止します。
<s>一方で、標準的な対話型AIサービスの利用については、テストケース実行を伴う機能を含めて使用可能とします。これは、ユーザー側でサービス内部の挙動を正確に識別することが困難であるためです。</s>
#### 追記 (2026/7/30)
長期AHCについて、human only 部門と、with AI 部門の2部門に分けることを検討しています。
<a href="https://atcoder.jp/contests/ahc-survey2026">こちら</a>のアンケートに是非ご協力ください。
標準的な対話型生成AIサービスにおいて、テストケースの実行を伴う自動改善ループを利用してもよいかについては、曖昧さが生じないようルール上で明確に定めます。
### 開催頻度について
<s>今後は短期AHCの開催頻度を減らし、長期AHCの開催を増やす方針です。
rating における短期AHCと長期AHCの重みは 0.5:1 のまま変更しませんが、開催頻度の変更により、全体として長期AHCの比重が高まることになります。</s>
今後の短期AHCと長期AHCの開催頻度については、各形式の参加者数の推移や参加状況等を確認しながら、柔軟に変更していきます。
## 適用時期
正式なルールの発表と適用は、近日中に実施する予定です。
開催頻度の変更については、今年のスケジュールを大きく組み替えることが難しいため、年明けからの実施を予定しています。
詳細なルールや適用時期については、決まり次第あらためてお知らせします。