HACK TO THE FUTURE 2026 (AtCoder Heuristic Contest 056)

Can Participate: All Rated Range: All Penalty: None

Visualizer

コンテスト情報

  • このコンテストはAHCレーティングの対象です。
  • writer: wata_admin
  • スタッフ: tsukammo, kudryavka_chan, platinum, ppputtyo, syunsuke
  • 参加の際に、個人情報の入力が必要となります。プライバシーポリシーに同意の上エントリーをお願いいたします。
  • 今回は、本コンテストのみを予定しており、決勝は行いません。
  • 本コンテストの成績上位者を招待し、懇親会を開催予定です。

開催日時

2025年11月7日(金) 19:00 ~ 2025年11月17日(月) 19:00 (11日間)

解説放送:2025年11月21日(金)19:30~ AtCoder公式チャンネルにて放送予定です。
こちらより放送いたします。


新ジャッジについて

  • このコンテストは新ジャッジで行われます。使用できる言語やバージョンをよく確認した上でご参加ください。
  • 使用出来る言語、バージョン、ライブラリ等の情報はこちらをご確認ください。
  • TLE・MLE 時の表示が変更されました。
  • InternalErrorのような致命的な問題がありましたら Clar にて該当提出を添えてお知らせください。
  • バージョンやライブラリなどに関する要望の受付は終了いたしましたので、お答え出来ません。

HACK TO THE FUTURE とは

フューチャー(株)が主催するプログラミングコンテストです。(ハッシュタグ: #HTTF
競技プログラマーの未来を技術力で”HACK”してほしいという意味を大会名に込め、今年で9回目の開催となります。
登録いただいた方の中でフューチャーに興味をお持ちの方には、2027年度新卒採用における優先案内、イベントや面談機会の優先的なご提供、選考初期のステップの省略などの特典があります。

過去のコンテストはこちら


更新情報

  • 2025年10月7日
    • ページを公開しました。
  • 2025年10月22日
    • 賞金/景品の情報を記載しました。
  • 2025年10月31日
    • 懇親会の情報を追記しました。
    • 社員からのメッセージを掲載しました。

フューチャーが『HACK TO THE FUTURE』を開催する理由

フューチャーは、コンピュータサイエンスを駆使してさまざまな業界・分野の社会課題に挑戦しています。
特定の手法に特化せず技術の原理原則を重視し、課題解決に向けて本当に最適なものがなければ自ら作り出すことをDNAとして成長してきました。
他社で実現できなかった案件や前例のない業界初の案件を数多く手掛けており、難しい案件も多いため、「難しいからこそ面白いし挑戦したい」というマインドを持った人たちが集まっているというのが大きな特長です。
私たちはアルゴリズムの未来に将来性を感じ、その活用に秀でた人材を求めて2018年よりAtCoderにて独自の採用コンテスト「HACK TO THE FUTURE」を開催しています。 『難しいけど面白い』と感じる方はきっと弊社のカルチャーにマッチすると考えています。そんな方たちと出会いたいという想いが、コンテストには込められています。

フューチャーでは、プログラミングコンテスト以外にも様々な取り組みを行っております。 弊社のエンジニア文化にご興味のある方は弊社技術ブログをご覧ください。

採用情報

新卒採用、キャリア採用、アルバイト採用にて競技プログラマーを募集しています。


賞金/景品

複数の賞金/景品をご用意する予定です。詳細内容については後日記載いたします。

「総合賞」「就活生賞」「ユース奨励金」「参加プレゼント」など複数の賞金/景品を用意しております。賞金/景品の対象者や内容については下記をご覧ください。賞金/景品の対象者となるには、少なくとも下記条件を満たしている必要があります。

  • 日本国内在住であること
  • 参加登録フォームのすべての項目を虚偽なく記入していること
※同一順位の場合は、最終提出時間が早い方を優先させていただきます。

総合賞

順位表のうち上位10位以内の方に総合賞として賞金を授与いたします。

順位 賞金
1位 ¥100,000
2位 ¥ 60,000
3位 ¥ 50,000
4位 ¥ 40,000
5位 ¥ 30,000
6位〜10位 ¥ 10,000

就活生賞

参加フォームにて「2026夏から2027年3月の間に、所属大学・大学院・高専(専攻科)を卒業・修了後就職する予定がある(就活生枠対象)」を選択した方の中から上位30名に、就活生賞として賞金を授与いたします。「総合賞」との重複受賞も可能です。
※未成年の方の賞金受領にあたっては、保護者の同意が必要となります。

順位 賞金
1位 ¥ 50,000
2位 ¥ 30,000
3位 ¥ 20,000
4位 ¥ 15,000
5位 ¥ 10,000
6位〜30位 ¥ 5,000

ユース奨励金

参加フォームから「2007年4月2日以降に生まれ(ユース枠対象)」を選択している「ユース枠」の方の中から上位10名にユース奨励金を授与いたします。
さらに、「ユース枠」かつ上記10名に選出されなかった方の中から全国6ブロック(北海道東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州沖縄)の成績上位各1名にも、ユース奨励金を授与いたします。
ユース奨励金は「総合賞」とは別に授与いたします。
※所属ブロックはお住まいの都道府県で決定します。
※ユース奨励金の受領にあたっては、保護者の同意が必要となります。

順位 奨励金
1位 ¥ 30,000
2位 ¥ 20,000
3位 ¥ 10,000
4~10位 ¥ 5,000
ブロック1位 ¥ 5,000

参加プレゼント

「総合賞」「就活生賞」「ユース奨励金」の対象者を除いた上位200名の方を対象に、1,000円分のAmazonギフトカードをプレゼントいたします。

景品

懇親会参加者に景品として記念グッズを贈呈いたします。
グッズの詳細情報は後ほど本ページにてご連絡いたします。
※日本国内在住者に限ります。
※参加登録フォームのすべての項目に記入している必要があります。


懇親会

本コンテストの成績上位者を招待し、オフラインでの懇親会を開催します。
交通費は当社規定に沿って支給いたしますが、宿泊費は自己負担となりますので予めご了承ください。

  • 日時:12/21(日)、時間帯は日中(昼~夕方頃)を予定しております。
  • 場所:都内某所(招待者にご連絡いたします)
  • 対象:以下の条件を満たす計50名
    • 日本国内在住者
    • 参加登録フォームのすべての項目に記入し、かつ懇親会への参加を希望すると回答した方
    • 以下のいずれかの条件を満たす成績上位者
      • 就活生枠上位30名
      • ユース枠上位10名
      • 上記対象者を除いた中で上位10名

社内AtCoderユーザーからのメッセージ

  • kudryavka_chan

    現在は最適化チームに所属しています。AHCで培った、問題の特性を見抜き、焼きなまし法やビームサーチといったアルゴリズムを柔軟に使い分け、Visualizerで結果を分析しながら粘り強くチューニングしていく能力が、日々の業務で直接活かされています。
    載せられる荷物の組み合わせが限定され、複数の中継拠点を考慮する配送最適化や、複数の異なる定員制約が複雑に絡むシフト最適化といった課題に、私自身も取り組んできました。
    最適化の分野以外でも、金融機関の大規模システム刷新に携わり、1年目のうちから実装力を見込まれ、重要機能の実装や難解な不具合の検証や解消を任せてもらえたこともあり、年次に関わらず能力に合った挑戦ができる環境であると思います。
    AHCの問題を楽しむように、難しいものを解決することに面白さを感じる人にはぴったりの環境だと思います。

  • riantkb

    AI部署(SAIG)の最適化チームの隣で、数理最適化が主テーマではない技術領域で課題解決のための最適化のお仕事をしています。
    私自身「解くと価値のある課題」を(時にはお客様と直接会話するなどして)正しく把握したうえで「解くことのできる問題」に帰着させる、というところから行っており、特にこの部分にコンテストの参加経験(+作問経験)が活きていると感じています。
    たとえば、この課題はこういう目的関数にすると右端でソートして貪欲で解ける形になって(かつ解きたい課題に適した解になって)面白い! などと日々楽しみながら実社会の課題を解ける問題として作問しています。
    もちろん、実際に帰着させた問題を解くところにも経験が活きていて、BFS、動的計画法、ダイクストラ法、焼きなましなど様々な手法を用いて、飽くなき最適化を探求しています。
    また、私たちのチームでは機械学習等の手法も用いており、部分問題によって適切な方法を使い分けたり、機械学習モデルに入力するデータの前処理、出力された結果の後処理に最適化手法を用いたりなどの合わせ技も駆使して問題解決をするというところも面白い点だと感じています。

  • platinum

    私は昨年度エネルギー業界のシステムに携わっていましたが、今年度からはより幅広い分野での経験を積むため、公共のシステム開発への参画を希望し異動しました。
    国のシステムということもあり厳密さが要求される部分も多く、事前に様々なイレギュラーケースを想定して対策を打っておく必要がありますが、ここでは競技プログラミングにおけるコーナーケースを考える経験が直接活かされました。
    また、現在私は1つの技術に特化した領域を担当していますが、その技術に対する深い理解が求められていると感じています。例えば、イレギュラーケースが実際に発生した場合にどんな挙動になるのか一つ一つのケースに対して厳密に理解している必要がありますし、対策を考えるにあたってはその技術が提供する各機能の中身を正確に把握していなければなりません。
    実際の業務では、生成AIなども活用しながら調査を重ねつつ、挙動を何度も確認して試行錯誤しています。AHCなどで培った課題解決に向けて調査や実験を繰り返すことができる、いわば「考え続けられる体力」を発揮して難題に取り組み続けています。
    現在のチームでは、長期AHCに取り組める皆さんの能力を強く欲しています。ご興味がある方はフューチャーの中でも特に私の所属するチームに加わってほしいです。一緒に社会をより良くするために必要な難題に挑戦しましょう!

  • ppputtyo

    私は現在、ソースコード解析チームに所属し、解析ツールの開発と分析業務の両方を担当しています。
    業務では、ソースコードの呼出し関係、テーブルCRUD、言語を跨いだ依存関係の可視化、システム規模や結合度の分析、未使用コードの特定など、多角的な分析を行います。これらの結果は、お客様がシステムを更改する際の現状把握や、プロジェクト難易度の見積もりに役立てられています。
    解析対象のソースコードは数千万行に及ぶこともあり、処理の高速化は常に重要な課題です。ここでは、競プロで培った「いかに高速化するか」というノウハウがそのまま活きています。 ツール開発自体にもアルゴリズムの知識は不可欠で、例えばソースコードの類似度分析では、最長共通部分文字列の近似解を高速に求めるアルゴリズムを導入しており、ここでも競プロの経験が役立っています。
    多様な言語・アーキテクチャに触れられる点や、HTTF初代優勝者を始めとする優秀なエンジニアに囲まれ、日々刺激を受けられる点も、現在のチームの大きな魅力です。そして何よりも、自分の仕事がお客様や社会の課題解決に貢献していると実感できることに、強いやりがいを感じています。

  • 匿名

    今年の4月に入社し、現在は倉庫運営に携わり、商品がより安く確実にお店や自宅に届くシステム作りをしています。
    お客様が業務を効率的に行えるようするために、フューチャーはこのシステムの各機能に非常に高いレベルの「目標処理速度」を設定しました。プロジェクトでは、まずは仕様を固めるために機能実装を進めたのですが、やはり処理速度の課題が浮き上がってきました。
    そこで、競プロ経験をアピールしていた私に処理速度改善のミッションが与えられました。処理速度改善はまさに競技プログラミングの「実行時間制限との戦い」と直結しています。ボトルネックの特定や最悪ケースの検討などをした上で、データの持ち方を改善するなど、競技プログラミングで培われたデータ構造や計算量の感覚がそのまま活きる業務となっています。実際に処理のボトルネックが特定できた時は、競技プログラミングでいうところの「問題の本質」を見抜いた瞬間に近い快感があります。
    また、フューチャーの魅力は、年次に関わらずフラットに議論できる社風だと感じています。先日、自身がテストを効率化するための検索ツールを作成したいと先輩に申し出た際に、要望を認めてもらいそのための時間を確保していただきました。1年目からでも、自ら課題を見つけて提案し、それを自ら「作る」チャンスをもらえるのは、非常に面白い点だと感じています。
    競プロで培った論理的な思考力を活かしたい人、年次に関わらず提案や挑戦をしたい人にとって、フューチャーは最高の環境だと思います。


ルール

  • 問題は1問です。AtCoderで使用できるすべてのプログラミング言語を使用可能です。
  • 誤提出・再提出のペナルティはありませんが、解答を提出する際は前回の提出から30分以上の間隔を開ける必要があります。
  • コンテストは個人戦です。2人以上で結託し、解答する行為は禁止しております。
  • コンテスト終了前に、問題の考察や解答を公開する行為は禁止しております。ただし、提供されたツール類の動かし方に関する情報は自由に共有して構いません。
  • コンテスト中に表示されているランキングの結果は暫定的なものとなります。コンテスト終了後に、暫定順位付けに用いられた入力とは別に用意されたより多くの入力に対するシステムテストを行い、その結果が最終順位となります。暫定順位付け用の入力はシステムテスト用の入力には含まれません。システムテストは CE 以外の結果を得た一番最後の提出に対してのみ行われるため、最終的に提出する解答を間違えないようご注意ください。各入力の個数などについては問題文をご参照ください。
  • 生成AIの一部の利用法について禁止事項があります。AtCoder Heuristic Contest 生成AI対策ルール - 20250616版をご確認ください。
  • その他のルールはこちらを参照してください。

Contest Information

Date

2025-11-07 (Fri.) 10:00 ~ 2025-11-17 (Mon.) 10:00 (UTC) (11days)

About the New Judge

  • This contest will be conducted using a new judge. Please thoroughly check the available languages and versions before participating.
  • For information on available languages, versions, and libraries, please check here.
  • Display format for TLE and MLE has been changed.
  • If there are critical issues like InternalError, please notify us in Clar with the relevant submission attached.
  • We have already closed requests regarding versions and libraries, hence we cannot address them.

Rules

  • There is one problem. You can use any programming language available on AtCoder.
  • There is no penalty for resubmission, but you must wait at least 30 minutes between submissions.
  • This is an individual competition. It is prohibited to publish your solution before the end of the contest. However, you are free to share information on how to run the provided tools.
  • The ranking results displayed during the contest are provisional. After the contest is over, the system tests against more inputs will be run. The inputs used for provisional ranking will not be used for the system tests. The system test will be performed only for the last submission which received a result other than CE . Please refer to the problem statement for the number of each input.
  • There are restrictions on certain uses of generative AI. Please refer to the following document for details: AtCoder Heuristic Contest Generative AI Usage Rules - Version 20250616.
  • For other rules, see here.