THIRD PROGRAMMING CONTEST 2023(AtCoder Heuristic Contest 030)

Can Participate: All Rated Range: All Penalty: None

コンテスト情報

AtCoder Heuristic Contest(AHC)とは?

AtCoderにて新たに定期的に開催されるプログラミングコンテストです。ABC/ARC/AGCなどのアルゴリズムコンテストと異なり、最適解を出すのが難しい問題に対し、出来るだけ良い解を作成するコンテストとなります。出題例などについては過去の類似形式のコンテストを参照下さい。

AHCでは、ABC/ARC/AGCでのレーティングとは異なる、ヒューリスティック部門用の新しいレーティングが付与されます。ABC等でのレーティングと異なり、コンテスト成績が悪くても下がることのない単調非減少型を採用し、平均的に良いパフォーマンスを出すことよりも、ベストパフォーマンスが評価される形式となります。気軽にご参加下さい。

腕に覚えがある人も、まだまだプログラミングは始めたばかりという人も、一度参加されてみてはいかがでしょうか?

THIRD AI開発部

株式会社THIRDのAI開発部は現在、次の様なコンテスト実績者により構成されています。

AtCoderアルゴリズム部門(Highest)任意色1名赤0名(+1名)橙2名黄3名青1名(+1名)水2名
AtCoderヒューリスティック部門赤3名橙0名黄4名(+1名)青1名(+1名)灰1名
その他TopCoderOpenマラソン部門 決勝経験者 2名
TopCoderOpenアルゴリズム部門 決勝経験者 0名(+1名)
Kaggle Grandmaster 1名
Kaggle Master 1名(うち、solo gold持ち1名)

( ※ ただしカッコ内は、長期インターンシップ生または来年度入社予定者)

なぜここまで競プロ人材が集まっており、集める必要があったのでしょうか?


THIRDのAI戦略

株式会社THIRDでは製品自体がデータ収集の仕組みとして機能するように設計し、製品開発を行っています。

プログラミングコンテストの外でも数々のNo.1の獲得や受賞歴があり、不動産管理プラットフォーム業界で確固たる地位を築きつつある今、こうしたデータ収集戦略により、業界内でTHIRDだけが触れるデータが数多く存在します。

※ 2022年6月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

・Onlab Resi-Tech 第1期(2020) 最優秀賞 受賞
・EY Innovative Startup 2022 受賞
・Mizuho Innovation Award 2023.2Q 受賞

データは人材を呼び、研究開発の対象となって技術を呼び、そしてそれらは製品をより強力にし、更に沢山の種類のデータが集まる好循環を生んでいます。


THIRDがAtCoderユーザーを求める理由

こうして集まった様々なデータを使って、我々は研究開発を行っています。

近年台頭した深層学習を使いこなすだけでなく、それにアルゴリズムやヒューリスティクスを柔軟に組み合わせることで、競合他社に性能面で打ち勝ちシェアを伸ばしてきた強力な実績があります。

そうしたAI開発の実績をもたらした中心メンバー達は、すべて競技プログラミング経験者からの採用となります。

AI開発部では、ドメイン、アルゴリズム・ヒューリスティクス、機械学習の3本を価値の柱として掲げていますが、これらの柱はすべてAtCoderユーザーへと期待できるものであると考えています。

マラソン系と呼ばれることもあるヒューリスティクス部門からは、問題固有の本質(ドメイン)をよく捉え、調査し掘り下げ、PDCAサイクルを回しつつ問題解決を行うのが得意な傾向にあります。 また彼らは、問題固有領域の代わりに業務固有の本質を整理して要件の方を寄せることも得意としている様に思います。

アルゴリズム部門からは、数学的素養が高く、コーディングが速く、抽象的な事柄への理解が早い傾向にあります。コーディングの速さは単に開発スピードを速めるだけでなく、研究開発での考察に必要な調査をテンポ良く行うことに役立つため、一緒に組んでいるマラソン系メンバーの生産性まで引き上げるシナジーを生みます。

アルゴリズムやヒューリスティクスに秀でた人材は、入社後からでも充分に機械学習系スキル(深層学習含)の伸びが良いため、THIRD求人ではAI開発経験に関して不問としています。 その代わりに、コンテストでの功績を最重要の指標として採用を行っています。

入社当時Kaggleでタイタニック程度だったメンバーは、THIRD2人目のKaggle Masterとなって新しいAIプロジェクトを立ち上げから牽引し、完成まで導きました。 現在では、1人目はKaggle Grandmasterへと昇格し、2人目もsolo goldを獲得しています。


あなたもTHIRDのAI開発部で一緒に活躍しませんか?

THIRDのAI開発部では、機械学習を使ったプロジェクト内でUnionFind, 最小費用流, 動的計画法(DP), しゃくとり法などのアルゴリズム手法が突然飛び出し、あるいはヒューリスティックな処理の中で最小二乗法, k-平均法などの機械学習手法が結びつき、うまく組み合わさって問題解決まで導く光景も珍しくありません。 むしろそうした境界なしの技術の連携を独自の文化として築きあげています。

毎週行われる勉強会では、機械学習、アルゴリズム、ヒューリスティクスなど、まんべんなくテーマとして取り上げられています。


求める人材(歓迎要件)

  • 本コンテストを含むAtCoderヒューリスティックコンテストのいずれかにおいて上位50位以内を獲得されている方々
  • ヒューリスティクス、アルゴリズム、機械学習、ゲームAIなどのコンテストにおいて、優秀な成績(AtCoderアルゴリズムまたはヒューリスティック青以上相当が目安)を収めている方(※ゲームAI系の業務は今の所ありませんが、スキルはマッチすると思います)
  • 機械学習・ヒューリスティクス・アルゴリズムのいずれかの論文に広く明るく、数学に強い方
  • その他、関連する分野にて客観的に比較評価可能な卓越した実績を有する方

※ 下記表の各AtCoderJobsへのリンクからのご応募をお待ちしております。

AI補助エンジニアAIエンジニアAI開発部長
中途C以上 [Jobsへ]B以上 [Jobsへ]F以上 [Jobsへ]
2024年度新卒B以上 [Jobsへ]A以上 [Jobsへ]
2025年度新卒B以上 [Jobsへ]A以上 [Jobsへ]

THIRDでの仕事内容

  • 液晶/カウンタ式/指針式のAIメーター読取の開発
  • 見積書AI査定の開発
  • 管理台帳自動作成のための銘板認識の開発
  • 内製OCRのAI開発

など、機械学習・ヒューリスティクス・アルゴリズムやロジック性の強いシステム箇所の調査・プロトタイピング・設計・コーディング等の研究開発。

および、それにともなうデータの整理や視覚化、補助ツール開発などを含みます。


賞品(Amazonギフト券)

  • 1位: 50,000円ギフト券
  • 2位: 30,000円ギフト券
  • 3位: 20,000円ギフト券
  • 4位: 10,000円ギフト券
  • 5位以下: 抽選で30名様に3,000円ギフト券

5位以下の抽選ロジックはこちら。( ※ ヒューリスティックコンテストの場合で使用)

最終順位に応じて選出確率に重み付けを行います。(高順位ほど高確率で抽選が当たります)

当選者はAtCoder名にて発表します。

5位以下の抽選結果

hari64さん、ynasuさん、daiwakunさん、yosupoさん、gasinさん、yunixさん、tishii24さん、Jirotechさん、risujirohさん、theory_and_meさん、G4NP0Nさん、wanuiさん、kozimaさん、Kahukaさん、sakikuroeさん、yokozuna57さん、throughさん、gucci0512さん、Kyo_s_sさん、hiro116sさん、Pech1さん、Spica08さん、hasegnさん、sh_mugさん、akidailyさん、Lemonmaruさん、penchanstudyさん、masumasumathさん、woody_1227さん、aito221さん

該当者には近日中に弊社担当者より登録されたメールアドレスへとAmazonギフト券が贈呈される予定ですので、今しばらくお待ちください。


そのほか

  • 大学生および大学院生の方には、弊社のインターンシップや採用イベント等のご案内をさせていただくことがございます。
  • 社会人の方には、弊社のキャリア採用イベント等のご案内をさせていただくことがございます。
  • 賞品対象者の方には参加時にご登録いただいたメールアドレスに詳細をご連絡させて頂きます。なお必要事項をご提供頂けない場合は賞品対象外とさせて頂きます。
  • 日本国内に居住されていない方は賞品対象外となります。
  • 弊社従業員および役員は賞品対象外となります。
  • 何らかの理由により賞品配送が完了しなかった場合、ご登録いただいたメールアドレスにご連絡させて頂きます。2週間以内にご返信がない場合は賞品対象外となります。
  • 賞品は対象外の方も含めた全体の順位から決定され、賞品対象者が対象外となった場合には、賞品対象者に次ぐ順位の方を、順番に繰り上げて贈呈します。
    ※賞品対象者とは、1. システムテストの対象となる提出で正の得点を獲得していること、2.日本国内に在住していること、3.参加登録情報にすべての項目を記載しており、プライバシーポリシーに同意していること、4.弊社従業員および役員でないこと、これらを全て満たしている方を指します。
  • 該当順位が複数名いる場合は抽選とさせて頂きます。

ルール

  • 問題は1問です。AtCoderで使用できるすべてのプログラミング言語を使用可能です。
  • 誤提出・再提出のペナルティはありませんが、解答を提出する際は前回の提出から30分以上の間隔を開ける必要があります。
  • コンテストは個人戦です。2人以上で結託し、解答する行為は禁止しております。
  • コンテスト終了前に、問題の考察や解答を公開する行為は禁止しております。ただし、提供されたツール類の動かし方に関する情報は自由に共有して構いません。
  • コンテスト中に表示されているランキングの結果は暫定的なものとなります。コンテスト終了後に暫定順位付けに用いられた入力とは別に用意されたより多くの入力に対するシステムテストを行い、その結果が最終順位となります。暫定順位付け用の入力はシステムテスト用の入力には含まれません。システムテストはCE以外の結果を得た一番最後の提出に対してのみ行われるため、最終的に提出する解答を間違えないようご注意下さい。
  • その他のルールは こちら を参照してください。

メニューについて

なお、上メニューバーの各ボタンの機能は、以下の通りです。

  • トップ : 現在閲覧中のページです。
  • 問題 : コンテストの問題の閲覧ができます。
  • 提出 : コンテストの問題に対する、解答ソースコードを提出することが出来ます。
  • 質問 : コンテスト全体、および各問題に対して、コンテスト中に質問し、その回答を閲覧することが出来ます。
  • 結果 : 今までに自分が提出した解答を閲覧することができます。また、コンテスト終了後には他の参加者の解答状況を閲覧することが出来ます。
  • 順位表 : 現在のコンテストの順位表が閲覧できます。

その他

利用規約ルール用語集よくある質問 をご一読下さいませ。

Contest Information

About AtCoder Heuristic Contest(AHC)

This is a new series of programming contests that will be held regularly on AtCoder. Unlike algorithm contests such as ABC/ARC/AGC, the goal is to create a better solution to a problem for which it is difficult to find the optimal solution. For examples of problems, see past contests of similar format.

AHC has a new rating system that is different from the existing ABC/ARC/AGC rating system. Unlike the ABC/ARC/AGC ratings, AHC rating does not decrease even if contest performance is poor. Please feel free to participate.

Rules

  • There is one problem. You can use any programming language available on AtCoder.
  • There is no penalty for resubmission, but you must wait at least 30 minutes between submissions.
  • The is an individual competition. It is prohibited to publish your solution before the end of the contest. However, you are free to share information on how to run the provided tools.
  • The ranking results displayed during the contest are provisional. After the contest is over, the system tests against more inputs will be run. The inputs used for provisional ranking will not be used for the system tests. The system test will be performed only for the last submission which received a result other than CE.
  • For other rules, see here.