Polaris.AI プログラミングコンテスト 2025(AtCoder Beginner Contest 429)
参加対象: All Rated対象: ~ 1999 ペナルティ: 5分
コンテスト情報
- コンテスト時間: 100 分
- レーティング更新対象: 0 - 1999
Polaris.AIとは?
Polaris.AI株式会社は、東京大学 松尾研究室発のAIスタートアップです。 「適切な課題を最適な技術で解決する」をミッションに掲げ、AIを中心とした最先端テクノロジーで企業の課題解決に挑んでいます。 社内には、AI分野の最先端研究者だけでなく、数理最適化・アルゴリズム・数学・物理学など多彩な専門知識を持つメンバーが揃っています。外資系コンサル出身者も複数名在籍しており、技術力とビジネス視点を兼ね備えています。 受託開発の継続強化や自社プロダクト開発も進め、日本のレガシー産業の生産性向上にAI導入を加速させています。将来的には2028年頃のグロース市場上場も見据え、お客様への価値提供に注力しております。
実績例(一部)
Polaris.AIでの仕事内容
Polaris.AIでは、エンジニアが自身の強みや関心に応じて、モデル開発・プロダクト開発・プロジェクトマネジメントなど幅広い領域で活躍しています。 少人数ゆえ一人ひとりの裁量も大きく、エンジニアとして複数の技術スタックに触れながら成長できる環境です。開発業務
- Python・PyTorchによるAIモデルの設計・開発・評価
- LLMを組み込んだアプリケーション開発およびプラットフォーム構築
- TypeScript・React 等を用いたWebアプリケーション開発
- AWS / Azure / Google Cloud を用いたインフラ環境の構築・運用
- 論文リサーチ・再現実装を含むリサーチ業務
プロジェクト例
- Vision Language Action ModelをはじめとしたPhysical AIのFine-Tuning
- Circuit Foundation Modelを利用した電子回路の自動設計
- DeepResearchの再現実装
- AIに関する脆弱性診断の自動化
- OCR・VLMを組み合わせた不動産図面読み取り
- 関数データ解析を利用した時系列データの異常検知
- 言語モデルの軽量化・高精度化
プロジェクト推進
- クライアント要望に対する技術設計・要件定義・課題整理のリード
- Notion 等を用いたプロジェクト管理、GitHub によるチーム開発体制の構築
- 案件内容に応じた柔軟なロール対応(実装エンジニア~PMまで)
技術スタック
- フロントエンド: TypeScript, React, Next.js
- バックエンド: Python (FastAPI, Django, Flask) , Node.js
- クラウド/インフラ: GCP, AWS, Azure, Kubernetes, Docker, Terraform
- 機械学習/予測: PyTorch, TensorFlow, LightGBM, Prophet, SARIMA, Chronos
- データ基盤: PostgreSQL, MongoDB, Apache Airflow
- 画像/動画処理: OpenCV, YOLO, Detic, Grounding-Dino, SAMURAI, SAM2
- 大規模言語モデル: ChatGPT, Claude, Gemini, LLaMA, LLaVA, LangChain, LangGraph
- ロボット基盤モデル: π0 , π0-FAST, OpenVLA, smolVLA
- 強化学習/模倣学習: GRPO, PPO, SAC, ACT, Diffusion Policy
- その他: 異常検知, GUI Agent, 関数データ解析, 言語モデルの内部機序
Polaris.AIがAtCoderユーザーを必要としている理由
先端AIに加え、幅広い技術領域への挑戦
Polaris.AIでは、様々な基盤モデルやRAG(検索拡張型生成AI)など生成AI技術を駆使した開発プロジェクトが数多く進行しています。 最新研究のキャッチアップからアプリケーションへの落とし込みまで、一気通貫で取り組むため、常に新しい知見と高度な実装力が求められます。 一方で、課題に対する最適解が必ずしもAIとは限りません。 ときにはシンプルなアルゴリズムの実装やシステム高速化によって課題を解決するケースもあり、汎用的な計算機科学の知識が大いに活きる場面があります。 当社が重視するのは「適切な課題を最適な技術で解決する」ことであり、AI/非AIを問わずベストな解法を追求できるエンジニアを求めています。
少数精鋭チームで求められる高速な開発
Polaris.AIでは、要件定義からモデル開発、フロントエンド実装まで、一人ひとりが幅広い役割を担うため、高いコーディング力と柔軟な対応力が不可欠です。 競技プログラミングで培った高速な実装力と抽象的な問題を素早く捉える力は、このスピード感ある開発環境で大きな武器となります。 こうした短期間での検証・改善を回す開発サイクルにおいて、AtCoder出身エンジニアの持つ実装スピードとアルゴリズム知見は非常にマッチすると考えています。
AtCoderユーザーの皆さまへ
競技プログラミングに精通したエンジニアの方々は、高い数学的素養と優れたアルゴリズムセンスを兼ね備えています。 その強みはAIモデルの精度向上やシステム最適化はもちろん、未知の課題に対するアプローチの発見にも直結します。 私たちは「適切な課題を最適な技術で解決する」というビジョンに共感し、高いスキルを持つAtCoderユーザーの皆さまが加わってくださることを心より歓迎いたします。
Polaris.AIが求める人材
歓迎人物像
- 学習意欲・知的好奇心:新技術を貪欲にキャッチアップし、社内勉強会や知見共有にも前向きに参加できる方
- 課題設定力:ビジネスやUXの観点を踏まえて解くべき課題を正しく定義し、適切な解法に落とし込める方
- プロダクション志向:精度と速度、コスト、運用性のバランスを考え、現場で使われるAIシステムを作り上げられる方
- チームワーク&コミュニケーション:Notionでの情報整理、GitHubでのコードレビューやCI運用、ドキュメント整備を通じてチームに貢献できる方
- 柔軟性とオーナーシップ:エンジニア・研究者・PMなど役割を横断しつつ、自分の強みを活かしてプロジェクトをリードできる方
歓迎スキル
- 競プロに精力的に取り組んだ経験
- Python・PyTorch を用いたAIモデル開発・評価の経験
- TypeScript・React を用いたWebアプリ開発の経験
- AWS / Azure / GCP などクラウドインフラの構築・運用経験
- 検索、LLMOps、画像・動画処理、自然言語処理、数値予測、数理最適化のいずれかに関する実務経験・競技経験
- 研究に精力的に取り組んだ経験(学術論文執筆、学会発表等)
社内ではエンジニア同士の定期勉強会・技術共有が活発で、技術書購入支援や最新LLM・ツールの使用補助、フルフレックス制度、週一No Meeting Dayなど、エンジニアに優しい制度も整えています。 少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下からお気軽にご応募ください!
| 正社員募集(中途) | 正社員募集(26卒) | 副業 / フリーランス募集 | インターン / アルバイト募集 | |
|---|---|---|---|---|
| 勤務条件 | フルタイム / 東京オフィス、出社日週1、他リモート可 | フルタイム / 東京オフィス、出社日週1、他リモート可 | 週2〜 / リモート可 | 週2〜 / 学生歓迎 |
| AtCoderJobs | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
代表からのメッセージ
CEO 徳永Polaris.AI CEOの徳永です。ABCが4問だった時代にAtCoderに大変お世話になっていました。8年越しに企業コンを開催できることを嬉しく思います。 私たちが目指しているのは、かつてインターネット黎明期にライブドア、楽天、サイバーエージェントが時代を牽引したように、これからのAI革命時代を代表する企業になることです。 まだ3期目の若い会社ですが、すでに日本を代表する大手企業や官公庁から、最先端技術を活用した重要プロジェクトを数多くお任せいただいています。 組織運営に関しては、「AIネイティブな会社づくり」に注力的に取り組んでいます。AIを徹底的に活用することで、社員一人ひとりが従来の10倍の価値を生み出せる環境を作り、その成果を給与にも反映させることで、外資系の企業に引けを取らない報酬体系を実現しようと思っています。 また、受託事業を通じて様々な企業の切実なニーズを直接聞ける立場にあるため、この知見を活かして市場に求められるプロダクトを次々と生み出すためのチームも増員しています。 競技プログラミングに取り組んでいる皆さんの中には、「アルゴリズムは多少わかるが、AIはあまり詳しくないしハードル高そうだな〜」という方が多いかもしれませんが、競プロで培った問題解決能力とアルゴリズムの力があれば、AI技術の習得は想像以上にスムーズにできますし、実際、当社で働く競プロ出身者は第一線で活躍しています。 AIに精通していてもアルゴリズムや数理最適化の知識が不足している人は、本来シンプルなアルゴリズムで解決できる問題に対して、必要以上に複雑なAIを適用してしまうことがある一方で、アルゴリズムの基礎からスタートして数理最適化やAIへと知識を広げていった人は、問題の性質を見極めて最適な手法を選択できるようになりやすい傾向があると思います。競プロはAI企業においても、実務の役に立ちます。 現在、様々な職種やポジションで仲間を募集していますので、幅広い技術で課題解決に役立てたい方、最新のAI技術を習得したい方、大きな裁量権を持ってAIネイティブな組織をつくっていきたい方など、少しでも興味を持たれた方は気軽に応募していただけたらと思います。
社内エンジニアからのメッセージ
binap過去2年間、ほぼ毎週AtCoderのコンテストに参加しています。現在はPolaris.AIでエンジニアとして働いています。生成AIのコーディング力が急速に伸びる今も、責任あるプロダクト開発にはコードを読み書きする力が欠かせません。AtCoderでの競プロ経験が日々の開発に還元されていると実感します。弊社は多様な業界のクライアントとお取引があり、新しい技術に触れる機会も豊富です。エンジニアとして継続的に成長できる環境だと感じています。
shika_mochaこんにちは、エンジニアリングマネージャーのshika_mochaです。 学部生時代は機械系の研究をしていましたが、プログラミングの高速で開発サイクルを回せるところに惹かれ、気づいたら大学院では情報系の専攻に進み、Polaris.AIに入社していました。 自分目線で感じているPolaris.AIの良いところは、自分の興味や希望次第で本当に幅広く取り組めることだと思います。 日々業務で新しい技術に触れることが楽しく、お客さんとのコミュニケーションも経験でき、AtCoderで培った論理的思考力や技術力がお客さんに評価される瞬間はとても嬉しいです。 また、社内の雰囲気も良く、月1の勉強会や週1の雑談会でエンジニア同士わいわいできるのも良いところの一つだと思います。ご興味がありましたら、ぜひご応募ください!
匿名副業として携わらせていただいています。本業ではAIに触れる機会が少ないため、もっとAIの最新技術に触れたいと思っていましたが、Polaris.AIはそんな自分にぴったりの環境でした。優秀な方々と共に日々スキルを磨けていると感じています。
匿名友人から誘われて、お手伝いさせていただいています。AIのみならず競技プログラミングを頑張っている人がいたり、型システム入門のセミナーがあったりと、コンピューターサイエンスの基礎も大切にする良い会社だと思います。
賞金
抽選で100名に下記の賞金(Amazon ギフトカード3000円分)を用意しております。
なお、以下の条件をすべて満たす参加者を賞金対象者とします。- 少なくとも1問以上正解している
- 参加登録情報にすべての項目を記載しており、プライバシーポリシーに同意している
- 日本国内に在住している
懇親会
コンテスト上位の方を懇親会に招待させていただく予定です。懇親会では、飲み物や軽食(ピザなどを想定)をご提供させていただきます。
- 日時: 2025/11/25 (火) 19時前後開始予定
- 対象: 参加登録情報に懇親会に参加希望と回答された方のうち上位から20名程度
その他
- 大学生および大学院生の方には、弊社のインターンシップや採用イベントなどのご案内をさせていただくことがございます。
- 社会人の方には、弊社のキャリア採用イベントなどのご案内をさせていただくことがございます。
- 懇親会の参加対象者の方には参加登録情報に入力されたメールアドレスに詳細をご連絡させて頂きます。なお必要事項をご提供いただけない場合は参加対象外とさせて頂きます。
- 未成年の参加者は、賞金の受け取りと懇親会参加について保護者の同意が必要です。
配点
| 問題 | 点数 |
|---|---|
| A | 100 |
| B | 200 |
| C | 300 |
| D | 425 |
| E | 450 |
| F | 525 |
| G | 625 |
ルール
- コンテスト中に問題に正解すると点数を獲得できます。
- 順位は総合得点で決定します。
- 同点の場合は提出時間の早い人が上の順位になります。
- 誤答を提出するたびにペナルティが加算されます。このコンテストのペナルティは5分です。詳細は画面下部の「ルール」をご覧ください。
このコンテストは full-feedback 形式のコンテストです。コンテスト中に提出された結果だけで順位が決定します。
便利情報
Contest Information
- Duration: 100 minutes
- Rated Range: 0 - 1999
Point Values
| Task | Score |
|---|---|
| A | 100 |
| B | 200 |
| C | 300 |
| D | 425 |
| E | 450 |
| F | 525 |
| G | 625 |
Contest Rules
This contest is full-feedback (solutions are judged during the contest).When you solve a problem, you get a score assigned to it. Competitors are ranked first by total scores, then by penalties. The penalties are computed as (the time you spend to get your current score) + (5 minutes) * (the number of incorrect attempts).