KYOCERA Programming Contest 2022（AtCoder Beginner Contest 271）

約60年前にベンチャー企業としてスタートして以来、ファインセラミックスのリーディングカンパニーとして幅広く製品を供給しております。例えば、医療機器関連では高電圧への絶縁性を必要とする画像診断装置用部品として、また、絶縁性、強度、耐熱性が求められる手術処置具用の部品として、セラミックスが採用されています。自動車・モビリティ関連では、ECUに各種セラミック基板や絶縁板が、スマートキーやTPMS、ノイズフィルタなどでフェライト素材が用いられています。また、ウォーターポンプにはセラミック製のシールリングが採用されています。京セラのファインセラミックスがどのような業界で使用されているのか、興味のある方はこちらをご覧ください。

～京セラのこれからの取り組み～

2021年4月、京セラグループはこれまでの多岐に亘るプロダクトラインを「コアコンポーネント」、「電子部品」、「ソリューション」という3つのセグメントに集約する大規模な組織再編を行いました。これは、AIや5Gなどの新たなテクノロジーの進化、急激に進む気候変動、柔軟な働き方の実現など、解決しなければならない多くの課題に対応していくためです。

現在、社会は大きく変化し、その速度はますます加速しています。素材から部品やデバイス、ソリューションまで幅広い事業領域を持つ京セラグループのシナジーを最大化し、スピーディな意思決定につながるフラットな組織を実現することで、社会に対してさらなる価値を提供していくことを目指します。その中でも会社の総合力を最大化するために、全社を挙げたDxを推進しています。

製造部門において「生産性倍増」を掲げ、AIやITを用いた自動生産システムを構築しました。滋賀野洲工場に新設した蓄電池の生産ラインにシステムを導入し、生産性と品質の向上を実現しています。今後は順次、全製造部門に「スマートファクトリー」を展開していく計画です。

もう1つ注力するのが、最も重要な経営資源である人材の活用と育成です。時代の変化に即応し、新しいものを創出していくためには、自由に意見を出し合い、ボトムアップで多様なアイデアが生み出される環境づくりを進めています。重視しているのは、社員の経験値とモチベーションを高め、成長を促すことです。 そのほかにも、実力ある社員を抜擢したり、若手社員の海外赴任を後押しするなど、次代を担う人材の育成に力を注いでいます。もっと知りたい方は こちら

• 自動運転に必要なアルゴリズム研究と検証システムの開発

独自の画像処理・画像認識アルゴリズム、小型化、低消費電力化の技術を活用し、ADAS（先進運転システム）、ITS（高度道路交通システム）、パーソナルモビリティ市場などをターゲットとしたカメラを開発しています。画像認識アルゴリズムには、AI（人工知能）技術の採用により、高性能な検知機能を実現しており、交通事故の削減や、自動運転時代の実現を目指しています。詳細は こちら

• 電力需要に関する時系列予測AI・量子計算技術の研究開発

発電電力および需用電力を予測して自己託送電力を管理するエネルギーマネジメントシステム（EMS）を開発しています。 さらに高精度なAIが各家庭や周辺地域のさまざまな発電設備を集中管理し、天候に応じて街全体の適切な発電量を調整できる 発電所のような仕組みをつくることにより、再生可能エネルギーの課題であった安定した電力需給バランスの解決を目指しています。 詳細は こちら

• ヒューマンオーグメンテーション（人間拡張）に関する研究開発

人間拡張、センシング、アクチュエーション等、ヒューマンインターフェースに関する新しい事業を開拓しています。 詳細は こちら

• 工場での見える化取り組み

生産部門でのDX推進を開始し、AIによるデータ活用とロボット技術の活用を全社規模で推進しています。 製造現場共通プラットフォームからの情報を元にオペレーターに 直感的な課題認識と能動的な行動を起こすシステム・デザイン設計等を行っています。 詳細は こちら

• ロボティクス クラウドサービス ロボット稼働データ及び制御データの解析や分析、システムへフィードバック等、クラウドサービス群の開発を行っています。 詳細は こちら