ジャッジキューの処理遅延と今後の対応につきまして

### ジャッジキューの処理遅延についてのお詫びと状況につきまして 現在、ソースコードの提出やカスタムテストにおいてジャッジが遅延しており、ユーザの皆様にはご不便をおかけしております。 ここ数日AtCoderが常設で設置しているジャッジ台数を超える機械的なソースコード提出を繰り返す攻撃が続いており、それによって通常の範囲で利用されているユーザの皆様のジャッジが遅延しております。 コンテスト中には十分な数のジャッジマシンを準備することでこの問題が起きないような対応をしておりますが、コンテストを行っていない時間帯にもコンテスト中と同様の台数を準備するのはコスト面で困難です。 アカウントの停止処置やアクセス制限などもイタチごっこの状況が続いており、十分な効果が得られていない状態となっております。 安定したサービスの運営を続けるためにも、今後様々な対策を取ってまいりますが、今回はその中でユーザの皆様に対する影響が大きそうな内容について事前にお知らせいたします。 ### 今後の対応 ソースコード提出/カスタムテスト時のCAPTCHA認証の導入をいたします。 新規登録やログイン画面においてCAPTCHAを導入しましたが、このCAPTCHAをソースコード提出時にも行うようにいたします。 ただし、ABC・ARC・AGC・AHCなどのRatedコンテストで開催中のものについてはCAPTCHA認証の誤作動などにより提出ができなくなるリスクを避けるため、CAPTCHAなしで提出できるようにする予定です (この仕様が将来にわたって保証されるものではありません。あらかじめご了承ください)。 ### 非公式ツールへの影響について 今回の仕様変更により非公式ツールでの提出は難しいものになります。 AtCoderでは、非公式ツールに関するサポートは行っておりません。それらに関するお問い合わせにも対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。 非公式ツールを通じてご参加いただいている方々の存在は、当社としても認識しております。これまでも、そうした皆様の利便性をできる限り損なわないよう配慮して運営を行ってまいりましたが、サービスの安定性と健全な運営を維持するため、今回の対応が必要であると判断しております。何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ユーザの皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。