AHCの新ratingのお知らせ

[以前のアンケート](https://atcoder.jp/contests/ahc-survey2024)でお知らせしたとおり、2025年よりAHCのrating計算式を変更します。 詳しい計算式は[こちら](https://img.atcoder.jp/file/AHC_rating_v2.pdf)のリンクを参照ください。 ### 変更点 1. レーティングに時間減衰が導入されます。 2. コンテストごとに重みが導入されます。 ### 時間減衰について 現在のrating計算の仕組みは、参加コンテストでの成績に応じてパフォーマンスという値が付与され、これまでに獲得したパフォーマンス全体から、ratingが算出される、というものでした。新ratingでは、獲得したパフォーマンス値がコンテスト終了からの日数に応じて減衰するようになります。これにより過去のコンテストでの成績より、直近のコンテストでの成績がより反映されるようになります。 ### 重みについて 2025年は長期コンテストを6回、短期コンテストを12回の開催を目標としています。従来のrating計算式をそのまま用いた場合、ratingにおける短期コンテストの比重が大きくなりすぎるため、2025年開催の長期コンテストは重みが1、短期コンテストは重みが0.5と設定します。 重みが1のコンテストでパフォーマンスpを1回獲得した場合と、重みが0.5のコンテストでpを2回獲得した場合でratingへの寄与が同じになります。 2026年以降についても、長期・短期の年間の総重みが同程度となるように設定を行う予定です。長期・短期が同程度の開催回数であった2024年以前については重みは全て1として計算を行います。 ### 新ratingへの移行について 年明け後、最初の開催であるAHC041までの間に、全ユーザーのratingを新ratingで再計算します。過去の履歴は変わらず、現在のratingのみが変化します。 (1/17追記) 新ratingへの移行をしました。最高ratingはコンテスト参加後に更新される仕様のため、移行時のratingは最高ratingに反映されません。ご了承ください。