AISing Programming Contest 2021(AtCoder Beginner Contest 202)
Can Participate: All Rated Range: - 1999 Penalty: 5 minutes
コンテスト情報
- コンテスト時間: 100 分
- レーティング更新対象: 0 - 1999
概要
当コンテストは、AISing Ltd.が主催する個人戦のプログラミングコンテストです。
AISing(エイシング)は、累計調達額約 9 億円、経済産業省からユニコーン企業 (時価総額が1,000 億円以上の未上場企業)候補に選出されているAIスタートアップです。
エイシングは自社独自AIアルゴリズムを開発している、数少ない企業です。
一般的なAIアルゴリズムであるディープラーニングを動かすには、数GBのメモリ容量が必要とされていますが、 エイシングが開発した超軽量のAIアルゴリズムは、10kB程度のメモリ容量で動作させることが可能です。 (左写真、社長の右手、指先大マイコンに注目!詳細はこちら)
このコンテストは rated です。レートが 2000 未満の参加者は、コンテスト結果によってレートが変動します。
ルール
- 競技開始と同時に、複数の難易度の問題が提示されます。回答の順序は自由です。
- 回答の正確性により得点がつけられ、合計得点を競います。得点が同じ場合は、速く解いた人が上の順位になります。
- 誤答ペナルティは5分です。合計ペナルティは、最後に点数が増えた提出の時間から算出されます。
配点
問題 | 配点 |
---|---|
A | 100 |
B | 200 |
C | 300 |
D | 400 |
E | 500 |
F | 600 |
エイシングについて
- About AISing
- エイシングのAI
- 従来のAIとエッジAIの違い
- 従来のAI
- エッジAI
- エイシングのAI技術
エイシングは、2016年に設立されたAIスタートアップです。
エイシングが開発した自社独自のAIアルゴリズムであるAiiR(AI in Real-time)シリーズは、 Deep Learningのような従来のAIアルゴリズムでは難しいとされてきた、 エッジでの学習や調整のいらない逐次学習を可能とした事で、数多くのスタートアップアワードを受賞致しました。
経済産業省の育成プログラムであるJ-Startupでは、日本のユニコーン企業(時価総額1,000億円以上の未上場企業)候補92社に選出いただいています。
エイシングは独自AIアルゴリズムの開発に注力しています。
2020年はエッジAIアルゴリズムに特化した専門開発チーム「Algorithm Development Group (ADG)」を設立し、 新たに2つの独自アルゴリズム(SARF、MST)を開発、発表いたしました。
その中でも、MST(Memory Saving Tree)は、超軽量なエッジAIアルゴリズムであり、 メモリ容量10kB~の“指先大”マイコンへのAI実装を可能とします。
ディープラーニングをはじめとする従来のAIは、クラウドサーバー側でデータの学習と予測を行い、末端のエッジデバイスとの間で通信を行うという仕組みです。 クラウド側で処理を行う仕組みから、クラウドAIと呼ぶこともできます。 この仕組みにおいては、クラウドサーバーの豊富なコンピュータリソースを用いることができますが、AIによる予測を行った後のプロセスで通信が発生するため、 この際の通信遅れが致命的な問題になるようなリアルタイム性が求められる場面では使うことができませんでした。
とはいえクラウドであれば大量のデータ処理が可能であるため、通信が遅れても問題が生じない用途においては、 非常に表現力の高いAIアルゴリズムであるディープラーニングなどは適していると言えます。
従来のAIにおいてクラウド側で行っていた予測をエッジデバイス側で行うようにしたAIを、エッジAIと呼びます。 この仕組みにおいては、クラウド側のAIで学習した結果として生成される学習モデルをエッジ側に置くことにより、予測のみをエッジ側で処理することができます。
予測をエッジ側で行うことにより、従来のAIにおける通信遅れなどの問題を解消することができます。 例えばAIを機械の制御に用いるケースにおいては、予測をエッジ側で行うことができれば、 予測から制御のプロセスにおいては通信が介在しないため、通信遅れが問題になることはありません。
このようなエッジAIを活用することにより、より末端の機器(エンドポイント)側でデータ処理を行い、 産業用機械や自動運転車などに必要とされるリアルタイム性を確保することができます。
エッジデバイス側で予測だけではなく学習まで行うことができるエッジAIを、エイシングでは開発しています。 この技術を用いる場合は、学習のためのクラウドサーバーすら必要とせず、エッジデバイス側でデータ処理を完結して行うことが可能です。 また従来のディープラーニングのようにGPUなどのリッチなコンピュータでの並列計算を必要としません。 エッジデバイス側のマイコン等に直接組み込むことができる超軽量なAIです。
これにより、従来のAIにおける通信遅れなどの問題をクリアするとともに、 クラウドサーバーやGPUといったリッチなコンピュータリソースが使えないエンドポイント機器においてもAIが活用できます(エンドポイントAI)。
また当社独自のAIソリューション"AiiR(AI in Real-time)"の備える逐次・リアルタイム学習の機能により、 エッジデバイス側で動的な環境の変化(Concept drift)に追従することが可能です。
現役エンジニア/インターン生の声
- 元々は自動車業界で働いており、AIに関する専門知識を持ち合わせていなかったが、 未経験でも活躍できるという話を聞いて入社した。仕事は基本的に3〜4人のチームで進めていくため、 分からないことがあってもすぐに聞ける体制が整っており仕事が進めやすかった。(31歳、AIコンサルタント)
- 自分と同世代の人が多く、普段の業務においてもコミュニケーションを取りやすいと感じている。 会社というよりも研究室に雰囲気が似ている。また、数年後の海外進出に向けて、無料で英語研修プログラムを受講することができ、 TOEICで900点を獲得することができた。(26歳、データサイエンティスト)
- 仕事をやっていてAtCoderで培った技術が生きていると実感している。 プログラムを書くときのスピードはもちろん、論理的思考力を用いることで、 お客さんとどのように付き合っていくか等のビジネス的な側面においても能力を発揮できている。 AtCoderをやっている人には天職だと思う。(25歳、組み込みエンジニア)
求人情報
- エントリー
- カジュアル面談
- オンライン会社説明会
エイシングでは、一緒に働くメンバー(新卒入社/中途入社)を募集しております。
世界に唯一の技術で、価値のあるビジネスに挑戦したいという方は、コンテスト参加時のアンケートにて、 ”選考への応募”にチェックをいただくか、当社採用ページの応募フォームよりエントリー下さい。
どなたでもお気軽にお申し込み可能なカジュアル面談(基本的には1対1)を実施しております。
希望される方は、本コンテストの登録時アンケートにて"カジュアル面談希望"の欄に"○"をチェックしていただくか、 採用ページの応募フォーム"その他メッセージ"欄に"カジュアル面談希望"と記載してご応募ください。 ※コロナウィルスの影響により、面接/カジュアル面談はオンラインにて実施する可能性がございます。
同時に複数名(5名程度)がご参加するオンライン会社説明会を開催しております。 1対1のカジュアル面談よりも参加しやすいと思われる方はオンライン会社説明会にぜひお申し込みください。
希望される方は、本コンテストの登録時アンケートにて"オンライン会社説明会面談希望"の欄に"○"をチェックをお願いいたします。
Contest Information
Contest Information
- Duration: 100 minutes
- Rated Range: 0 - 1999
Point Values
Task | Score |
---|---|
A | 100 |
B | 200 |
C | 300 |
D | 400 |
E | 500 |
F | 600 |
Contest Rules
This contest is full-feedback (solutions are judged during the contest).When you solve a problem, you get a score assigned to it. Competitors are ranked first by total scores, then by penalties. The penalties are computed as (the time you spend to get your current score) + (5 minutes) * (the number of incorrect attempts).