B - 視程の通報
解説
気象情報は、世界中に様々な形で流れています。そのひとつの地上実況気象通報式 (SYNOP) では、視程 (肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離) を、次の規則に従って、VVという値 (通報式) に変換して報じます。
なお、VVは必ず(上位の を含めて)桁の整数であり、上記のルールに従って計算した時に整数にならないような入力や、上記の範囲に入らない入力 (例: より大きく 未満) などはありません。
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
VVの値を 行で出力せよ。
また、出力の末尾には改行を入れること。
実行時間制限: 2 sec / メモリ制限: 64 MB
注意
この問題は古い問題です。過去問練習をする場合は、新しいAtCoder Beginner Contestから取り組むことをお勧めしています。
問題文
- 未満: VVの値は とする。
- 以上 以下:距離 を 倍した値とする。 桁の場合は上位に を付す。
- 例えば、 ならば、VVは である。同じく、の場合VVは である。
- 以上 以下:距離 に を足した値とする。
- 例えば、 ならば、VVは である。
- 以上 以下:距離 から を引いて で割った後、 を足した値とする。
- 例えば、 ならば、VVは である。
- より大きい:VVの値は とする。
なお、VVは必ず(上位の を含めて)桁の整数であり、上記のルールに従って計算した時に整数にならないような入力や、上記の範囲に入らない入力 (例: より大きく 未満) などはありません。
入力
- 行目には、距離を表す整数 が与えられる。単位はメートル である。
出力
また、出力の末尾には改行を入れること。
入力例 1
Copy
- 15000
15000
出力例 1
Copy
- 65
65
- 入力は であり、 以上 以下なので、「 での値に を足してVVとする。」というルールに従う。
- そのため、が正解である。
入力例 2
Copy
- 75000
75000
出力例 2
Copy
- 89
89
- より大きい場合は、VVは である。
入力例 3
Copy
- 200
200
出力例 3
Copy
- 02
02
- VVは 桁でなければならない。