B - 視程の通報
Editorial
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気象情報は、世界中に様々な形で流れています。そのひとつの地上実況気象通報式 (SYNOP) では、視程 (肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離) を、次の規則に従って、VVという値 (通報式) に変換して報じます。
なお、VVは必ず(上位の 0 を含めて)2桁の整数であり、上記のルールに従って計算した時に整数にならないような入力や、上記の範囲に入らない入力 (例:5{\rm km} より大きく 6{\rm km} 未満) などはありません。
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
VVの値を 1 行で出力せよ。
また、出力の末尾には改行を入れること。


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注意
この問題は古い問題です。過去問練習をする場合は、新しいAtCoder Beginner Contestから取り組むことをお勧めしています。
問題文
- 0.1{\rm km} 未満: VVの値は 00 とする。
- 0.1{\rm km} 以上 5{\rm km} 以下:距離 ({\rm km}) を 10 倍した値とする。1 桁の場合は上位に 0 を付す。
- 例えば、2,000{\rm m} =2.0{\rm km} ならば、VVは 20 である。同じく、200{\rm m}の場合VVは 02 である。
- 6{\rm km} 以上 30{\rm km} 以下:距離 ({\rm km}) に 50 を足した値とする。
- 例えば、15,000{\rm m} =15{\rm km} ならば、VVは 65 である。
- 35{\rm km} 以上 70{\rm km} 以下:距離 ({\rm km}) から 30 を引いて 5 で割った後、80 を足した値とする。
- 例えば、40,000{\rm m} =40{\rm km} ならば、VVは 82 である。
- 70{\rm km} より大きい:VVの値は 89 とする。
なお、VVは必ず(上位の 0 を含めて)2桁の整数であり、上記のルールに従って計算した時に整数にならないような入力や、上記の範囲に入らない入力 (例:5{\rm km} より大きく 6{\rm km} 未満) などはありません。
入力
m
- 1 行目には、距離を表す整数 m\ (0≦m≦100,000) が与えられる。単位はメートル ({\rm m}) である。
出力
また、出力の末尾には改行を入れること。
入力例 1
15000
出力例 1
65
- 入力は15,000{\rm m} =15{\rm km} であり、6{\rm km} 以上 30{\rm km} 以下なので、「{\rm km} での値に 50 を足してVVとする。」というルールに従う。
- そのため、15+50=65が正解である。
入力例 2
75000
出力例 2
89
- 70{\rm km} より大きい場合は、VVは 89 である。
入力例 3
200
出力例 3
02
- VVは 2 桁でなければならない。