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配点 : 100 点
問題文
うなぎは DTM (パソコンを用いた音楽制作) に挑戦しています。
音を変化させるエフェクターには様々な種類がありますが、その中でも コンプレッサー というエフェクターは非常に使いこなすのが難しいとされています。
うなぎはコンプレッサーをマスターするため、同じ音に対して音量が著しく変化しないようにコンプレッサーを適用したものと、全くコンプレッサーを適用していないものの両方を用意して聴き比べることにしました。
うなぎは 15 個のテストを、すなわち合計 30 個の音楽ファイルを用意し、それらに 01_A.wav
, 01_B.wav
, 02_A.wav
, ..., 15_B.wav
と名前をつけました。ファイル名の先頭 2 文字が楽曲番号を表し、A
, B
のうちどちらか片方のみにコンプレッサーが適用されています。
早速うなぎは聴き比べてみようと思いましたが、それぞれの楽曲について A
と B
のどちらにコンプレッサーを適用したか忘れてしまいました。
うなぎの用意したファイル から、15 個の楽曲それぞれについて、どちらにコンプレッサーがかかっているかを判定してください。
入力データの詳細
うなぎの用意した zip ファイルを解凍すると、input
というディレクトリと 2 個の wav ファイルが出てくる。
2 個の wav ファイル (sample_mono_comp.wav
と sample_mono_dry.wav
) はコンプレッサーの適用例を示す楽曲データである。sample_mono_dry.wav
に対して (例示のため、本番用のデータよりも強めに) コンプレッサーをかけた結果が sample_mono_comp.wav
となっている。これらのデータを解く際の参考として使って構わない。
input
というディレクトリの中にはうなぎの作った 30 個の音楽ファイルが入っている。これら 15 種の楽曲に対し、A
, B
のどちらにコンプレッサーが適用されているかを正しく当てることができればこの問題は正解となる。
すべての wav ファイルは以下の制約を満たす。
- リニア PCM 形式 (非圧縮で量子化された波形データがそのまま格納されている)
- チャンネル数 1 (モノラル音源)
- サンプリングレート 44.1 kHz (1 秒あたり 44\,100 サンプル)
入力
この問題では入力は与えられない。
出力
1 行目に 15 文字の A
または B
のみからなる文字列を出力せよ。
出力する文字列の i 文字目 (1 \leq i \leq 15) は、i 番目の楽曲について、コンプレッサーが適用されている側のファイル名についているアルファベットでなければならない。
たとえば 01_A.wav
にコンプレッサーが適用されており 01_B.wav
には適用されていない場合は 1 文字目は A
となる。