J - Just a Single Testcase
Editorial
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配点 : 100 点
問題文
うなぎは Xmas Contest 2016 の準備をしていたが,入力データを作るのが面倒になってしまった.
そこでうなぎは,多くの問題の入力データとして使えるような便利な整数列が存在するかが気になった.
以下では,問題の入力を整数列で簡単に表すことが難しい A, C 問題 (リアクティブ形式)・B 問題 (入力なし)・I 問題 (入力が文字列) を除いた Xmas Contest 2016 の問題 (すなわち D, E, F, G, H, J 問題) について考える.
ある整数列 Z が問題 X の入力データとして使えるとは,問題 X の条件を満たす入力データであって,そのデータに現れる整数を順に並べた整数列が Z の接頭辞になるようなものが存在することを言う.簡単に言えば,Z のある接頭辞 (先頭から連続する要素をいくつか持ってきたもの) が,改行等のフォーマットを除いて問題 X の正当な入力データになっていればよい.
この問題の入力として整数 t (t=1,2) が与えられる.以下の全ての条件を満たす整数列 Z をひとつ求めよ.
- Z の要素数は 1 以上 500,000 以下である.
- Z のすべての要素は 0 以上 10^9 以下の整数である.
- t=1 のとき,Z は最も多くの問題の入力データとして使える.すなわち,「Z が問題 X の入力データとして使える」ような X (ここで X は D, E, F, G, H, J のいずれか) の個数が最大となる.個数さえ最大であれば,どの問題に対して使えるデータであるかは問わない.
- t=2 のとき,Z は少なくとも問題 D, F, H の入力データとして使えるような整数列のうち,辞書順で最大のものである.すなわち,条件を満たす整数列のうち 1 個目の要素が最も大きく,さらにそのようなものの中では 2 番目の要素が最も大きく,……となるものである (つまり整数列としての辞書順であり,出力した際の文字列としての辞書順ではない).
制約
- t=1,2.
部分点
- t = 1 を満たすデータセットに正解した場合は,50 点が与えられる.
- t = 2 を満たすデータセットに正解した場合は,上記とは別に 50 点が与えられる.
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる.
t
出力
問題文の条件を満たす整数列 Z の長さを 1 行目に出力せよ.
2 行目に Z の要素を順に空白区切りで出力せよ.
条件を満たす整数列 Z が複数考えられる場合はどれを出力しても構わない.
入力例 1
1
出力例 1
3 100 200 300
この出力例は出力形式の確認のためのものであり,実際には間違いである.