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配点: 100 点
問題文
GigaCode 社は毎年採用面接を行っています.
この会社では,採用において「技術力」「社会性」の 2 つの観点を重要視しています.採用に当たっては「技術力」「社会性」それぞれ 100 点満点で点数をつけ,それらに応じて以下の 2 つの条件を両方満たす人のみ合格とします.
- 技術力が X 点以上かつ社会性が Y 点以上である.
- 技術力と社会性の合計点が Z 点以上である.
さて,今年は N 人の大学生が応募しました.i 人目の応募者は,技術力の点数が A_i 点,社会性の点数が B_i 点でした.何人の応募者が採用面接に合格するか,求めてください.
制約
- 1 \leq N \leq 100
- 0 \leq A_i \leq 100
- 0 \leq B_i \leq 100
- 0 \leq X \leq 100
- 0 \leq Y \leq 100
- 0 \leq Z \leq 200
- 入力はすべて整数
部分点
この問題はいくつかの小課題に分けられ,その小課題のすべてのテストケースに正解した場合に「この小課題に正解した」とみなされます.
提出したソースコードの得点は,正解した小課題の点数の合計となります.
- (30 点) N = 1 を満たす.
- (30 点) N 人全員が採用面接に合格する.
- (40 点) 追加の制約はない.
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられます.
N X Y Z A_1 B_1 A_2 B_2 A_3 B_3 ... A_N B_N
出力
N 人のうち何人の応募者が採用面接に合格するか,整数で出力してください.
小課題 1 のヒント
小課題 1 では,すべてのテストケースが N = 1 です.つまり,以下の形式で入力が与えられます.
N X Y Z A_1 B_1
そのとき,X \leq A_1, Y \leq B_1, Z \leq A_1 + B_1 のすべての条件を満たせば,1 人目の応募者が合格するので 1 と出力し,そうでない場合は 0 と出力するのが,小課題 1 の本質です.
なお,この小課題は,繰り返し処理等を使わなくても解くことができます.
小課題 2 のヒント
小課題 2 では,答えは必ず N になります.
小課題 3 のヒント
for 文などの繰り返し処理と,if 文などの条件分岐を使うと,解くことができます.
入力例 1
1 60 20 100 72 28
出力例 1
1
1 人目の応募者は,以下の条件を満たすため,合格となります.
- 技術力の点数が 72 点となり,合格基準である 60 点以上となる.
- 社会性の点数が 28 点となり,合格基準である 20 点以上となる.
- 技術力と社会性の合計点数が 72+28=100 点となり,合格基準である 100 点以上となる.
よって,合格人数は 1 人です.
なお,この入出力例は 1 つ目の小課題(小課題 1)の制約を満たします.また,2 つ目の小課題(小課題 2)の制約も満たします.
入力例 2
5 70 70 150 72 77 70 90 65 88 75 75 97 84
出力例 2
3
2 人目・4 人目・5 人目の応募者のみ合格となります.
この入出力例は N=1 ではないので,小課題 1 の制約を満たしません.
入力例 3
15 80 60 150 20 24 33 17 29 36 40 18 15 27 10 41 53 77 42 15 12 17 32 10 19 28 37 27 91 2 13 25 40 40
出力例 3
0
とても難しい採用試験です.