公式
C - Hamiltonian Pieces 解説
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C - Hamiltonian Pieces 解説
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tokusakurai
必要十分条件
\(N=R+B\) とし、各 \(i\) \((1\leq i\leq N)\) について \(i\) 番目の駒が置かれるマスを \((r_i,c_i)\) とします。また、\((r_{N+1},c_{N+1}) = (r_1,c_1)\) とします。このとき、\(i\) 番目に置く駒が赤色なら \((r_i+c_i)\) と \((r_{i+1}+c_{i+1})\) の偶奇は異なり、青色なら偶奇は同じです。\((r_{N+1},c_{N+1}) = (r_1,c_1)\) なので、以下の必要条件が得られます。
- \(R\) は偶数
さらに、\(R = 0\) の場合、\(r_i\) と \(r_{i+1}\) の偶奇が異なることから、以下の必要条件が得られます。
- \(R = 0\) ならば、\(B\) は偶数
上記の \(2\) つの必要条件が満たされていれば、実際に条件を満たす \(N\) 個の駒の置き方が存在します。
構成方法
ここでは、いくつかの \((R,B)\) に対する条件を満たす駒の置き方の例を示します。同様の置き方を他の \((R,B)\) に適用することができます。
\(R=0\) の場合
例:\((R,B) = (0,8)\)
...B.
..B.B
.B.B.
B.B..
.B...
\(R\geq 1\) かつ \(B\) が奇数の場合
例:\((R,B) = (8, 5)\)
.....BR
....BB.
RRRRB..
RRRB...
\(R\geq 1\) かつ \(B\) が偶数の場合
例:\((R,B) = (8, 6)\)
......B
.....BR
....BB.
RRRRB..
RRRB...
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