単純な解法を思いつかず、どうしようもなくなった場合に、答えを埋め込むという対処法があります。
この問題の場合、少し時間がかかってしまいますが、実装例のように手でグリッドを描いてコードに埋め込んだ上でこの問題を解くことができます。

この他に埋め込みが有用な例として、解法に必要な値がそこまで多くはないものの計算に時間がかかる場合に手元でその値を予め計算しておきコードにその値を埋め込んで利用するという例が挙げられます。

実装例(C++):

#include<bits/stdc++.h>

using namespace std;

vector<string> grid={
  "###############",
  "#.............#",
  "#.###########.#",
  "#.#.........#.#",
  "#.#.#######.#.#",
  "#.#.#.....#.#.#",
  "#.#.#.###.#.#.#",
  "#.#.#.#.#.#.#.#",
  "#.#.#.###.#.#.#",
  "#.#.#.....#.#.#",
  "#.#.#######.#.#",
  "#.#.........#.#",
  "#.###########.#",
  "#.............#",
  "###############"
};

int main(){
  int r,c;
  cin >> r >> c;
  if(grid[r-1][c-1]=='#'){cout << "black\n";}
  else{cout << "white\n";}
  return 0;
}