C - 高橋くんのバグ探し
Editorial
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問題文
高橋くんは上司からあるアンケートアプリにバグがあるかどうか調べて欲しいと頼まれました。
このアプリは、ユーザに選択肢が K 個ある質問を N 回答えさせることにより、ユーザの性格を判定します。 質問や選択肢はユーザの回答によって変わらず一定であり、ユーザは全ての質問にちょうど 1 つの選択肢を選ぶことで、結果を閲覧できます。
全ての選択肢はある整数値を持ちます。このアプリは、ユーザによって選ばれた、全ての回答がそれぞれ保持する整数値の排他的論理和(XOR)を使って結果を算出します。計算の最後でこの値が 0 になってしまうと、結果が表示されずバグが発生してしまいます。
あなたには全ての選択肢が持つ整数値が与えられるので、高橋くんの代わりに、ユーザの選択によってはバグが発生する可能性があるかどうかを判定してください。
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N K T_{1,1} T_{1,2} … T_{1,K} T_{2,1} T_{2,2} … T_{2,K} : T_{N,1} T_{N,2} … T_{N,K}
- 1 行目には、質問の個数を表す整数 N (1≦N≦5) と、それぞれの質問に対する選択肢の個数を表す整数 K (1≦K≦5) が、スペース区切りで与えられる。
- 2 行目から N 行は、選択肢が保持する整数値が、スペース区切りで与えられる。 このうち、 i 行目の j 番目にある整数 T_{i,j} (0≦T_{i,j}≦127) は、 i 番目の質問に対する j 番目の選択肢が保持する整数値である。
出力
バグが発生することがある場合はFound
、そうでなければNothing
を 1 行で出力せよ。出力の末尾には改行をいれること。
入力例1
3 4 1 3 5 17 2 4 2 3 1 3 2 9
出力例1
Found
1 つ目の質問で 1 つ目の選択肢を、2 つ目の質問で 3 つ目の選択肢を、 3 つ目の質問で、2 つ目の選択肢を選んだとします。
すると、対応する数字はそれぞれ、 1,2,3 となり、これらのXORを取ると、0 となります。
よって、バグが発生してしまうため、Found
と出力します。
入力例2
5 3 89 62 15 44 36 17 4 24 24 25 98 99 66 33 57
出力例2
Nothing
バグの発生する回答の組み合わせはありません。