Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
長さ N の文字列 S が与えられます。S の各文字は U
, T
, P
, C
のいずれかです。
あなたは、次の操作を 0 回以上好きな回数行うことができます。
- 1 \leq i \leq j \leq N を満たす整数の組 (i, j) を 1 つ選ぶ。S の i 文字目から j 文字目までをアルファベットの昇順に並べ替える。
文字列 S が以下の条件を満たすようにすることは可能か判定し、可能な場合は必要な操作回数の最小値を求めてください。
- S は連続する部分文字列として
UTPC
を含む。
T 個のテストケースが与えられるので、それぞれについて答えてください。
制約
- T, N は整数
- 1 \leq T \leq 2 \times 10^5
- 1 \leq N \leq 2 \times 10^5
- S は
U
,T
,P
,C
からなる長さ N の文字列 - 1 つの入力に含まれるテストケースについて、N の総和は 2 \times 10^5 以下
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。ここで、\mathrm{case}_i は i 番目のテストケースを意味する。
T \mathrm{case}_1 \mathrm{case}_2 \vdots \mathrm{case}_T
各ケースは以下の形式で与えられる。
N S
出力
T 行出力せよ。i 行目には、i 番目のテストケースへの答えを出力せよ。具体的には、文字列 S が条件を満たすようにすることが可能な場合は必要な操作回数の最小値を出力し、不可能な場合は -1
を出力せよ。
入力例 1
3 10 UCUCTPUCUC 5 UTCUP 12 TUPCTTPCUTPC
出力例 1
2 -1 0
1 番目のテストケースでは、次の 2 回の操作で可能です。1 回以下の操作では、条件を満たすようにできません。
- (i, j) = (1, 4) を選び、
CCUUTPUCUC
とする。 - (i, j) = (7, 10) を選び、
CCUUTPCCUU
とする。
2 番目のテストケースでは、どのように操作しても、条件を満たすようにできません。
3 番目のテストケースでは、操作を行う必要がありません。
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
2 以上の整数 N,M と整数 K が与えられます。あなたは縦 N マス、横 M マスのマス目のうち K マスを黒色で、残りの NM - K マスを白色で塗る必要があります。
ここで、色を塗ったマス目に対して損失を以下のように定義します。
- 2 \times 2 の正方形をなす 4 マスの部分で、黒色と白色で塗られているマスがともに 2 個であるものの個数
損失が最小となるマス目の塗り方を 1 つ示してください。
T 個のテストケースが与えられるので、それぞれについて答えてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq T \leq 10^5
- 2 \leq N, M \leq 1500
- 0 \leq K \leq NM
- 1 つの入力に含まれるテストケースについて、NM の総和は 4 \times 10^6 以下
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。ここで、\mathrm{case}_i は i 番目のテストケースを意味する。
T \mathrm{case}_1 \mathrm{case}_2 \vdots \mathrm{case}_T
各テストケースは以下の形式で与えられる。
N M K
出力
各テストケースに対する答えを順に改行区切りで出力せよ。
各テストケースでは N 行にわたり、0
と 1
からなる M 文字の文字列を出力せよ。
ここで、i 行目に出力した文字列の j 文字目が 0
の場合、上から i 番目、左から j 番目のマスを白色で塗ったことを、1
の場合は黒色で塗ったことを表す。
損失が最小となるマス目の塗り方が複数ある場合、そのうちの 1 つを出力せよ。損失の最小値は出力しないことに注意せよ。
入力例 1
2 2 2 2 2 3 0
出力例 1
10 01 000 000
- 1 番目のテストケースについて、損失は 1 であり、これが最小値です。
- 2 番目のテストケースについて、損失は 0 であり、これが最小値です。
Time Limit: 3 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
長さ 2^N の数列 (A_0, A_1, \dots, A_{2^N-1}) があります。最初、A_0=A_1=\dots=A_{2^N-1}=1 です。
K 回の操作を行います。i 回目の操作では、\text{popcount}(j \oplus C_i) = D_i であるような各 j \ (0 \leq j < 2^N) について、A_j を (A_j \times X_i)\bmod M で置き換えます。
操作をすべて行った後の A_0, A_1, \dots, A_{2^N-1} をそれぞれ求めてください。
\mathrm{popcount} とは
非負整数 X に対して \text{popcount}(X) とは X を 2 進表記したときの 1 の個数、すなわち 2^k の位が 1 となる非負整数 k の個数のことです。
ビット単位 \mathrm{XOR} 演算 \oplus とは
非負整数 A, B のビット単位 \mathrm{XOR}、A \oplus B は、以下のように定義されます。
- A \oplus B を 2 進表記した際の 2^k (k \geq 0) の位の数は、A, B を 2 進表記した際の 2^k の位の数のうち一方のみが 1 であれば 1、そうでなければ 0 である。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq N \leq 18
- 2 \leq M \leq 10^9
- 1 \leq K \leq 5 \times 10^5
- 0 \leq C_i < 2^N
- 0 \leq D_i \leq N
- 2 \leq X_i \leq 10^9
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M K C_1 D_1 X_1 C_2 D_2 X_2 \vdots C_K D_K X_K
出力
A_0, A_1, \dots, A_{2^N-1} を空白区切りで 1 行に出力せよ。
入力例 1
3 100 2 0 2 4 3 0 25
出力例 1
1 1 1 0 1 4 4 1
1 回目の操作では、A_3,A_5,A_6 が 1\times 4\bmod 100=4 になります。
2 回目の操作では、A_3 が 4\times 25 \bmod 100=0 になります。
入力例 2
4 998244353 7 0 2 4 3 0 25 9 4 37 4 1 16 6 3 8 1 4 68 13 3 97
出力例 2
1552 8 1 9700 1 64 229696 1 8 4 388 8 64 8 68 1
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
ある空でない文字列 D, R(両者は一致しても良い)を用いて S = D + R + D と表せるとき、文字列 S は DRD 文字列であるといいます。ここで、+ は文字列の連結を表します。
使える文字が M 種類あるとき、長さ N の DRD 文字列として考えられるものの数を 998244353 で割った余りを求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 3 \leq N \leq 10^6
- 1 \leq M \leq 10^6
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
6 2
出力例 1
40
使える 2 種類の文字を a
, b
とすると、例えば abbaab
, aaaaaa
は長さ 6 の DRD 文字列です。一方、abbabb
, aaabbb
は DRD 文字列ではありません。
入力例 2
3017 7801
出力例 2
515391664
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
整数 N,M が与えられます。あなたは縦 N マス、横 M マスのマス目の各マスに 1 以上 NM 以下の整数を 1 つずつ書き込む必要があります。
以下を満たす書き込み方を平等な書き込み方とします。
- 1 以上 NM 以下の整数は全てどれかのマスに一度ずつ書き込まれている。
- 各行のマスに書き込まれた M 個の整数の和は全て等しい。
平等な書き込み方が存在するかを判定し、存在する場合はその一例を示してください。
T 個のテストケースが与えられるので、それぞれについて答えてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq T \leq 10^4
- 1 \leq N, M
- 1 \leq NM \leq 3 \times 10^5
- 1 つの入力に含まれるテストケースについて、NM の総和は 5 \times 10^5 以下
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。ここで、\mathrm{case}_i は i 番目のテストケースを意味する。
T \mathrm{case}_1 \mathrm{case}_2 \vdots \mathrm{case}_T
各テストケースは以下の形式で与えられる。
N M
出力
各テストケースに対する答えを順に改行区切りで出力せよ。
あるテストケースについて、平等な書き込み方が存在しない場合は No
と出力せよ。
そうでない場合、平等な書き込み方を 1 つ、以下の形式で出力せよ。
Yes S_{1,1} S_{1,2} \dots S_{1,M} S_{2,1} S_{2,2} \dots S_{2,M} \vdots S_{N,1} S_{N,2} \dots S_{N,M}
ここで、 S_{i,j} は上から i 番目、左から j 番目のマスに書き込んだ整数を示す。
入力例 1
2 2 2 10 1
出力例 1
Yes 1 4 2 3 No
- 1 番目のテストケースについて、 1 行目も 2 行目も、その行のマスに書き込まれた 2 つの整数の総和は 5 = 1+4 = 2+3 です。
- 2 番目のテストケースについて、平等な書き込み方が存在しないことが示せます。
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
N 枚のカードが横一列に並んでいます。
最初、文字列 S の i 文字目が 1
のとき左から i 枚目のカードは表を向いていて、0
のとき裏を向いています。
あなたは以下の操作を 10^6 回まで行うことができます。
- 一番右にあるカードを一番左に移動する。その後、移動させたカードが表を向いているなら左から A_1,A_2,\dots,A_P 枚目のカードの表裏を全て反転させる。そして、左から B_1,B_2,\dots,B_Q 枚目のカードの表裏を全て反転させるか、何もしないかのどちらかを選択する。
操作の結果、文字列 T の i 文字目が 1
のとき左から i 枚目のカードは表を向いていて、0
のとき裏を向いているようにしたいです。
10^6 回以下の操作により条件を満たすことができるかを判定し、条件を満たすことが可能な場合は操作回数が最小となるような操作列を 1 つ出力してください。
制約
- 入力される数値は全て整数
- 1 \leq N \leq 5000
- S, T は
0
,1
のみからなる長さ N の文字列 - S \neq T
- 1 \leq P, Q \leq N
- 1 \leq A_1 < A_2 < \dots < A_P \leq N
- 1 \leq B_1 < B_2 < \dots < B_Q \leq N
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N S T P A_1 A_2 \dots A_P Q B_1 B_2 \dots B_Q
出力
10^6 回以下でどのように操作しても条件を満たすことができない場合、-1
を出力せよ。
条件を満たすことが可能な場合、以下の形式で操作回数が最小となるような操作列を 1 つ出力せよ。
M U
ここで M は操作回数で、U は操作列を表す長さ M の 0
, 1
のみからなる文字列である。
U の i 文字目が 1
のとき、i 回目の操作で左から B_1,B_2,\dots,B_Q 枚目のカードの表裏を全て反転させることを表し、0
のときは何もしないことを表す。
入力例 1
5 00001 00111 3 1 2 3 2 3 5
出力例 1
4 1001
1 度目の操作において、まず一番右のカードを一番左に移すとカードの状態は 10000
になり、移動させたカードが表を向いているため、左から A_1,A_2,A_3 枚目(1,2,3 枚目)のカードの表裏を全て反転させて 01100
になります。その後、左から B_1,B_2 枚目(3,5 枚目)のカードの表裏を全て反転させることを選択すれば 01001
になります。
以後も出力例に従って操作すると、2 回目の操作で 01000
に、3 回目の操作で 00100
に、4 回目の操作で 00111
になります。
これよりも操作回数が少ない方法は存在しないため、出力例は正しい出力です。
入力例 2
4 0110 1000 2 1 2 4 1 2 3 4
出力例 2
-1
どのように操作しても 10^6 回以下で条件を満たすことができないため、-1
を出力します。
Time Limit: 5 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
頂点に 1,2,\ldots,N の番号が付いた N 頂点 M 辺の連結無向グラフがあります。i 番目の辺は頂点 u_i と頂点 v_i を結んでいます。グラフは多重辺をもつ場合がありますが、自己ループはもちません。
W = 0,1,\ldots,K それぞれに対して、以下の問題を解いてください。
各 i (1\leq i\leq M) について i 番目の辺に重み w_i\in \lbrace 0,1,\ldots,L \rbrace を割り当てる方法で、グラフの任意の全域木の重みがちょうど W になるようなものが存在するか判定してください。ただし、全域木の重みとは全域木に含まれる全ての辺の重みの総和のことです。また、存在するならばそのような割り当て全体における (w_1)^2+(w_2)^2+\cdots +(w_M)^2 の最小値を求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 2 \leq N \leq 10^5
- N-1 \leq M \leq 2\times 10^5
- 1 \leq L \leq K \leq 10^5
- 1 \leq u_i, v_i \leq N
- u_i \neq v_i
- 与えられる無向グラフは連結である
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M K L u_1 v_1 u_2 v_2 \vdots u_M v_M
出力
W = 0,1,\ldots,K のときの問題の答えをこの順に空白区切りで出力せよ。より詳細には、条件を満たす割り当てが存在しないならば -1
を、存在するならば条件を満たす割り当て全体における (w_1)^2+(w_2)^2+\cdots +(w_M)^2 の最小値を出力せよ。
入力例 1
4 4 3 2 1 2 2 3 2 4 3 4
出力例 1
0 1 3 4
例えば W = 2 のときは (w_1,w_2,w_3,w_4) = (0,1,1,1) とすれば、グラフの任意の全域木の重みは 2 になります。
入力例 2
2 3 2 1 1 2 2 1 1 2
出力例 2
0 3 -1
グラフの任意の全域木の重みを 2 にすることはできません。
与えられるグラフは多重辺をもつ場合があることに注意してください。
入力例 3
6 7 9 2 1 2 2 3 2 4 4 5 4 6 1 4 3 4
出力例 3
0 1 2 5 6 7 10 13 22 25
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
整数 i,j (0 \leq i \leq K, 0 \leq j < 2^{K-i}) を用いて [2^i j, 2^i (j+1)) と表せる区間をセグメント木的な区間と呼ぶことにします。
整数 l,r (0 \leq l < r \leq 2^K) に対し、区間 [l,r) をセグメント木的な区間の和集合として表す方法は必ず 1 つ以上あることが証明できます。このときの用いる区間の最小個数を f(l,r) と表します。
k = 1,2,\dots,2K-2 それぞれに対して、以下の問題を解いてください。
整数 l,r (0 \leq l < r \leq 2^K) の組であって、f(l,r)=k となるような組の総数を 998244353 で割った余りを求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 2 \leq K \leq 5 \times 10^5
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
K
出力
k = 1,2,\dots,2K-2 のときの問題の答えをこの順に空白区切りで出力せよ。
入力例 1
3
出力例 1
15 14 6 1
たとえば k = 4 のときは、f(l, r) = k となるのは l = 1, r = 7 のときのみなので、1 を出力します。
入力例 2
5
出力例 2
63 110 132 114 70 30 8 1
入力例 3
10
出力例 3
2047 4975 10896 21772 38360 58724 77184 86312 81448 64324 42112 22576 9744 3304 848 155 18 1
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
ある池でマラソン大会が開催されます。池は円形で、池の外周に沿って時計回りに等間隔に 1, 2,\ldots, 2N の印がつけられています。マラソン大会の参加者は 2N 人いて、そのうち N 人が赤色の帽子を、残りの N 人が白色の帽子を被っています。
マラソン大会は以下のように実行されます。
- 2N 個ある印それぞれについて、ちょうど 1 人がその位置につく。
- 印 1 が付けられた位置にいる人がバトンを持って時計回りに走り始める。
- i 番目 (1 \le i \le 2N - 1) に走る人は、最初に自分と異なる色の帽子を被っている人のいる位置に到達するまで走り続ける。到達したら、その相手にバトンを渡して池から離れる。バトンを渡された人は、時計回りに走り始める。
- 2N 番目に走る人は、印 1 が付けられた位置まで走りマラソン大会を終了する。
池 1 周の長さを 1 とすると、2N 人が走る距離の合計は整数になり、これを L とします。
ありうる 2N 人の配置は (2N)! 通りありますが、その全てについての L の総和を 998244353 で割った余りを求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq N \leq 10^6
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
1
出力例 1
2
ありうる配置は 2 通りありますが、いずれの場合も L=1 となります。
入力例 2
2
出力例 2
40
参加者の被っている帽子の色が印 1 が付けられた位置から順に
- 赤赤白白のときは L=2
- 赤白赤白のときは L=1
- 赤白白赤のときは L=2
- 白赤赤白のときは L=2
- 白赤白赤のときは L=1
- 白白赤赤のときは L=2
となります。それぞれに 4 通りの配置があるので、ありうる 24 通りの配置全てについての L の総和は (2 + 1 + 2 + 2 + 1 + 2) \times 4 = 40 です。
入力例 3
3
出力例 3
1656
入力例 4
4
出力例 4
112896
入力例 5
5
出力例 5
11750400
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
N 種類の紙幣があり、i 種類目の紙幣は A_i 円札です。それぞれの紙幣は 10^{100} 枚ずつあります。ここで A_1 < A_2 < \cdots < A_N であり、各 i \: (1 \leq i \leq N - 1) に対して A_{i+1} は A_i の倍数です。
これらの紙幣から何枚か選んで、袋に入れることを考えます。
紙幣を袋に入れる方法のうちで次の条件を満たすものを、x 円の良い入れ方と呼びます。
- 袋に入っている紙幣の合計金額は x 円である。
- 袋に入っている紙幣から何枚か選んで、その合計金額を \dfrac{x}{2} 円にする方法は存在しない。
また、x 円が良い金額であるとは、x 円の良い入れ方が存在することをいいます。
L 円以上 R 円以下の金額のうち、良い金額は何個あるか求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq N \leq 60
- 1 \leq L \leq R \leq 10^{18}
- 1 = A_1 < A_2 < \cdots < A_N \leq 10^{18}
- A_{i+1} は A_i の倍数 (1 \leq i \leq N - 1)
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N L R A_1 A_2 \ldots A_N
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
3 20 30 1 5 10
出力例 1
8
例えば 10 円札を 3 枚入れると 30 円の良い入れ方となるので、30 円は良い金額です。
一方、20 円の良い入れ方は存在しないので、20 円は良い金額ではありません。
21, 23, 25, 26, 27, 28, 29, 30 円の 8 個が答えです。
入力例 2
8 500007484602844543 985892611352151235 1 1971 151767 10927224 87417792 118975614912 263174060185344 43686893990767104
出力例 2
483957600323779237
Time Limit: 3 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
長さ N の整数列 (A_1, A_2, \dots, A_N), (B_1, B_2, \dots, B_N), (C_1, C_2, \dots, C_N) が与えられます。
1 \leq i \leq N, 1 \leq j \leq N, 1 \leq k \leq N を満たす整数 i,j,k の選び方 N^3 通りそれぞれについて、A_i + B_j + C_k の値を求めたとき、そのうち K 番目に小さい値を求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq N \leq 50000
- 1 \leq K \leq \min\lbrace N^3, 10^9\rbrace
- 0 \leq A_i \leq 10^9
- 0 \leq B_j \leq 10^9
- 0 \leq C_k \leq 10^9
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N K A_1 A_2 \dots A_N B_1 B_2 \dots B_N C_1 C_2 \dots C_N
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
2 4 1 2 3 4 5 6
出力例 1
10
整数 i,j,k の選び方 8 通りに対応する A_i+B_j+C_k の値は、小さい順に 9, 10, 10, 10, 11, 11, 11, 12 となるので、そのうち 4 番目に小さい値は 10 です。
入力例 2
10 40 11 9 13 12 15 11 11 2 11 17 3 1 10 2 12 18 9 11 11 15 14 9 4 14 16 9 20 2 1 18
出力例 2
14
入力例 3
1 1 1000000000 1000000000 1000000000
出力例 3
3000000000
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
N 本のまっすぐな棒があります。i 番目の棒の長さは L_i です。
これらの棒から 3 本を選び、それらを 3 辺とする(非退化な)三角形を作ります。このような棒の選び方が存在するかを判定し、存在する場合は作れる三角形の面積の最大値を 2 乗した値を求めてください。
T 個のテストケースが与えられるので、それぞれについて答えてください。
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq T \leq 2 \times 10^5
- 3 \leq N \leq 2 \times 10^5
- 2 \leq L_i \leq 20000
- L_i は偶数
- 1 つの入力に含まれるテストケースについて、N の総和は 2 \times 10^5 以下
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。ここで、\mathrm{case}_i は i 番目のテストケースを意味する。
T \mathrm{case}_1 \mathrm{case}_2 \vdots \mathrm{case}_T
各テストケースは以下の形式で与えられる。
N L_1 L_2 \dots L_N
出力
T 行出力せよ。i 行目には i 番目のテストケースに対する答えを出力せよ。
各テストケースでは、条件を満たす棒の選び方が存在しない場合は -1
を出力せよ。条件を満たす棒の選び方が存在する場合は、作れる三角形の面積の最大値を 2 乗した値を整数で出力せよ。ただし、問題の制約の下で、この値は整数になることが証明できる。
入力例 1
3 5 2 2 2 2 2 7 2 6 4 10 8 10 20 5 4 16 36 64 100
出力例 1
3 1344 -1
2 番目のテストケースでは、3 辺の長さが 8,10,10 の三角形が最大で、面積は 8\sqrt{21} となります。この 2 乗は 1344 です。
3 番目のテストケースでは、どの 3 本の棒を組み合わせても三角形を作ることはできません。
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
1 以上 2N-1 以下の奇数からなる長さ M の整数列 (A_1,A_2,\dots,A_M) が与えられます。
(1,2,\dots,2N) の順列 P=(P_1,P_2,\dots,P_{2N}) のうち、以下の条件を満たすものの個数を 998244353 で割った余りを求めてください。
0
,1
のみからなる長さ 2N の文字列 S であって、以下の条件を全て満たすものが存在する。- S は N 文字の
0
と N 文字の1
からなる文字列である。 - i=1,2,\dots,M に対し、S の 1,2,\dots,A_i 文字目に登場する文字のうち、最も多いのは
0
である。 - i=1,2,\dots,M に対し、S の P_1,P_2,\dots,P_{A_i} 文字目に登場する文字のうち、最も多いのは
0
である。
- S は N 文字の
制約
- 入力は全て整数
- 1 \leq M \leq N \leq 10^{5}
- 1 \leq A_1 < A_2 < \dots < A_M \leq 2N-1
- A_i は奇数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M A_1 A_2 \dots A_M
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
2 2 1 3
出力例 1
14
例えば P=(2,1,3,4) の場合、S= 0011
とすると 3 つの条件を全て満たす文字列となっています。
一方、P=(4,3,2,1) の場合、3 つの条件を全て満たす長さ 4 の文字列は存在しません。
入力例 2
3 1 3
出力例 2
684
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
英小文字からなる長さ N の文字列 S=S_1 S_2 \dots S_N があります。以下の操作をちょうど 1 回行うとき、最終的な S としてありうる文字列の種類数を求めてください。
- 1 \le l \le r \le N を満たす整数 l, r を選び、S の l 文字目から r 文字目までを取り除く。つまり、操作後の S は S_1S_2\dots S_{l-1}S_{r+1}\dots S_N となる。
制約
- N は整数
- 1 \leq N \leq 5 \times 10^5
- S は英小文字からなる長さ N の文字列
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N S
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
5 abbab
出力例 1
11
得られる S としてありうるものは以下の 11 通りです。
- 空文字列
a
aab
ab
abab
abb
abba
abbb
b
bab
bbab
入力例 2
5 aaaaa
出力例 2
5
入力例 3
4 utpc
出力例 3
10
Time Limit: 3 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
UT 鉄道 PC 本線は、1 本の路線に沿って N+1 個の駅が設置されていて、始発駅から終着駅まで順に 0,1,\ldots,N の番号が付いています。各 i (0\leq i\leq N-1) について、駅 i と駅 i+1 は隣り合っていて、この駅間の混雑度は C_i です。現在、駅 0, N には車両基地が併設されています。
次のダイヤ改正では、まず以下の操作を何回か繰り返すことで車両基地を建設します。
-
ある i (1\leq i\leq N-1) を選び、駅 i に車両基地を併設する。これにはコスト A_i がかかる。
次に、以下の操作を何回か繰り返すことで車両基地間に列車を運行させます。
-
車両基地が併設されている駅 l,r (l < r) を選び、この間に列車を 1 本運行させる。このとき、駅 i と駅 i+1 の間 (l\leq i\lt r) の混雑度が 1 減少する。これにはコスト r-l がかかる。
ダイヤ改正の目標は、全ての i (0\leq i\leq N-1) について、駅 i と駅 i+1 の間の混雑度が 0 以下になるようにすることです。車両基地の建設および列車の運行に必要な総コストの最小値を求めてください。
制約
- 入力は全て整数
- 2 \leq N \leq 5\times 10^5
- 1 \leq C_i \leq 10^9 (0\leq i\leq N-1)
- 1 \leq A_i \leq 10^9 (1\leq i\leq N-1)
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N C_0 C_1 \ldots C_{N-1} A_1 A_2 \ldots A_{N-1}
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
4 3 1 4 1 5 9 2
出力例 1
15
駅 3 に車両基地を併設し、駅 0,3 間に列車を 3 本、駅 0,4 間に列車を 1 本運行させます。すると、各駅間の混雑度は 0 以下になり、総コストは 15 となります。
入力例 2
9 28 35 19 27 84 98 78 79 60 40 35 54 63 72 71 27 94
出力例 2
682
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
N 個の +
と M 個の -
からなる長さ N+M の文字列 S、および M 個の整数からなる集合 A=\lbrace A_1,A_2,\dots,A_M\rbrace が与えられます。
集合 X=\lbrace \rbrace,Y=\lbrace \rbrace を用意し、i=1,2,\dots,N+M の順に以下を行うことを考えます。
- S の i 文字目が
+
のとき、1 から N までの整数のうち、X,Y のいずれにも含まれない整数を 1 つ選び、X に追加する。 - S の i 文字目が
-
のとき、X に含まれる整数の最小値 m を X から削除し、m を Y に追加する。制約から、操作の直前に X は空でないことが保証される。
一連の操作で X に追加する整数の順番は N! 通り考えられますが、そのうち一連の操作を終えた後に Y=A となっているような順番の数を 998244353 で割った余りを求めてください。
制約
- 入力される数値は全て整数
- 1 \leq M \leq N \leq 300
- S は N 個の
+
と M 個の-
からなる長さ N+M の文字列 - i=1,2,\dots,N+M に対し、S の i 文字目までに登場する
-
の数は i 文字目までに登場する+
の数を超えない - 1 \leq A_1 < A_2 < \dots < A_M \leq N
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M S A_1 A_2 \dots A_M
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
4 2 ++-++- 1 3
出力例 1
4
条件を満たす一連の操作の例として以下のようなものが考えられます。
- i=1 のとき、X に 3 を追加する。X=\lbrace 3\rbrace,Y=\lbrace \rbrace となる。
- i=2 のとき、X に 4 を追加する。X=\lbrace 3,4\rbrace,Y=\lbrace \rbrace となる。
- i=3 のとき、X に含まれる整数の最小値 3 を X から削除して Y に追加する。X=\lbrace 4\rbrace,Y=\lbrace 3\rbrace となる。
- i=4 のとき、X に 2 を追加する。X=\lbrace 2,4\rbrace,Y=\lbrace 3\rbrace となる。
- i=5 のとき、X に 1 を追加する。X=\lbrace 1,2,4\rbrace,Y=\lbrace 3\rbrace となる。
- i=6 のとき、X に含まれる整数の最小値 1 を X から削除して Y に追加する。X=\lbrace 2,4\rbrace,Y=\lbrace 1,3\rbrace となる。
入力例 2
6 4 ++-++---++ 2 3 4 6
出力例 2
48
S の末尾は -
とは限りません。
入力例 3
20 10 ++++-++++++--+--+-+++++--+-++- 1 2 3 4 5 6 7 9 12 13
出力例 3
179396825
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
N 個の相異なる正整数からなる数列 A=(A_1,A_2,\ldots,A_N) が与えられます。A の要素を並び替えて数列 B=(B_1,B_2,\ldots,B_N) を得るとき、以下の値の最小値を求めてください。
\displaystyle\left\lfloor\frac{B_2}{B_1}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{B_3}{B_2}\right\rfloor + \cdots + \left\lfloor\frac{B_{N}}{B_{N-1}}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{B_1}{B_N}\right\rfloor
ただし、実数 x に対して \left\lfloor x\right\rfloor で x 以下の最大の整数を表します。
制約
- 入力は全て整数
- 2 \leq N \leq 2\times 10^5
- 1 \leq A_i \leq 10^{18}
- A_i\neq A_j (i\neq j)
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
3 2 3 6
出力例 1
3
(B_1,B_2,B_3) = (6, 2, 3) とすると、\displaystyle\left\lfloor\frac{B_2}{B_1}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{B_3}{B_2}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{B_1}{B_3}\right\rfloor = \left\lfloor\frac{2}{6}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{3}{2}\right\rfloor + \left\lfloor\frac{6}{3}\right\rfloor = 0 + 1 + 2 = 3 となります。
入力例 2
2 15 4
出力例 2
3
入力例 3
9 284791808 107902 13660981249408 4622332661 13405199 24590921 361 244448137 16077087227955422
出力例 3
4580