Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
長さ N の正整数列 A が与えられます。 A の中に含まれる要素のうち、 A に含まれる個数が 10 個以下であるものが存在するか判定してください。
制約
- 1 \leq N \leq 2\times 10^5
- 1 \le A_i \le 100
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N
出力
存在するならば Yes
、存在しなければ No
と出力せよ。
入力例 1
6 10 20 10 20 30 30
出力例 1
Yes
例えば 10 は、A に含まれる要素であり、かつ含まれる個数は 10 個以下です。
入力例 2
55 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5
出力例 2
No
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 100 点
問題文
内部を含む円 C の円周上に、点 1, 2, \cdots , N がこの順に等間隔に並んでいます。
C を点 a,b を通る直線、点 c,d を通る直線の 2 本で同時に切断したとき、 C はいくつの部分に分割されますか?
制約
- 3 \leq N \leq 100
- 1 \leq a,b,c,d \leq N
- a \neq b
- c \neq d
- (a,b) \neq (c,d)
- (a,b) \neq (d,c)
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N a b c d
出力
答えを 1 行に出力せよ。
入力例 1
4 1 3 2 4
出力例 1
4
図のように、円 C は 4 つの部分に分割されます。ただし図の {\rm p}1 \ldots 4 は、点 1 \ldots 4 を指します。
入力例 2
100 41 31 59 65
出力例 2
3
円 C は 3 つの部分に分割されます。
入力例 3
5 1 3 5 3
出力例 3
3
2 つの点が同じ位置にある場合もあることに注意してください。
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 200 点
問題文
長さ N の整数列 A が与えられます。あなたは以下の操作を 0 回以上任意の回数行えます。
- 相異なる整数 1 \le i,j,k \le N を選ぶ。 A_k を A_i + A_j に置き換える。
10^{100} \le A_1 とすることが可能か判定してください。
制約
- 3 \leq N \leq 2 \times 10^5
- |A_i| \le 10^9
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N
出力
10^{100} \le A_1 とできるならば Yes
、できないならば No
を出力せよ。
入力例 1
3 1 2 3
出力例 1
Yes
例えば、 (i,j,k)=(2,3,1) として 1 回操作すると A=(5,2,3) となります。(14:53 修正)
適切に操作を行うと、条件を達成することができます。
入力例 2
3 -1 -2 -3
出力例 2
No
入力例 3
4 3 1 4 -15
出力例 3
Yes
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 200 点
問題文
xy 平面上に点 P(X_1, Y_1) があります。あなたは P に対して以下の操作を 0 回以上任意の回数行えます。
- \lvert a \rvert \le K を満たす実数 a を選び、 P の現在の座標を (x, y) として、 P を (x+a, y-a) または (x+a, y+a) に動かす。
P を点 (X_2, Y_2) に移動させるために必要な操作回数の最小値を求めてください。
制約
- 1 \leq K \leq 10^9
- -10^9 \leq X_1, Y_1, X_2, Y_2 \leq 10^9
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
K X_1 Y_1 X_2 Y_2
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
1 0 0 3 2
出力例 1
4
移動の一例として、 (0, 0) \to (1, 1) \to (1.8, 1.8) \to (2.3, 1.3) \to (3, 2) が考えられます。
また、 3 回以下の操作で P を (3, 2) に動かすことはできないため、 4 を出力します。
入力例 2
3 141 592 653 589
出力例 2
171
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 300 点
問題文
N 頂点 M 辺の連結無向グラフが与えられます。 i\ (1 \le i \le M) について、 i 番目の辺は頂点 A_i と頂点 B_i をつなぐ辺です。
全ての辺をちょうど K 回ずつ通るウォークが存在するか判定してください。
ウォークとは?
長さ n の頂点列 v=(v_1 , v_2 \ldots v_n) のうち、任意の正整数 i\ (1 \le i \le n-1) について、v_i と v_{i+1} が直接辺で結ばれているようなものを指します。制約
- 2 \leq N \leq 2\times 10^5
- N-1 \leq M \leq \min(\frac{N(N-1)}{2} , 2\times 10^5)
- 1 \le K \le 10^9
- 1 \le A_i < B_i \le N
- 1 \le i < j \le M について、 (A_i,B_i) \neq (A_j,B_j)
- 与えられるグラフは連結
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M K A_1 B_1 A_2 B_2 \vdots A_M B_M
出力
条件を満たすウォークが存在する場合は Yes
を、存在しない場合は No
を出力せよ。
入力例 1
3 3 3 1 2 2 3 1 3
出力例 1
Yes
1 → 2 → 3 → 1 → 2 → 3 → 1 → 2 → 3 → 1 のウォークが条件を満たします。
入力例 2
4 3 3 1 2 2 3 2 4
出力例 2
No
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 300 点
問題文
長さ N の非負整数列 a=(a_1,a_2,\dots ,a_N) であって、以下の条件を満たすものが存在するか判定し、存在するならば一つ構築してください。
- 0 \le a_i \le 10^9\ (1 \le i \le N)
- a_i \neq a_j\ (1 \le i < j \le N)
- 任意の a の連続とは限らない空でない部分列について、その部分列の中央値がその部分列の平均値以下である。
なお、数列 x に対する中央値は、数列 x の要素を昇順に並べた列を y=(y_1,y_2,\ldots,y_n) とするとき、 y_{\lfloor (n+1)/2 \rfloor} で定義されます。
制約
- 1 \leq N \leq 2 \times 10^5
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N
出力
条件を満たす a が存在しない場合、 No
と一行に出力せよ。
条件を満たす a が存在する場合、以下の形式で a を出力せよ。
Yes a_1 a_2 \ldots a_N
条件を満たす整数列 a が複数存在する場合、どれを出力しても正解とみなされる。
入力例 1
3
出力例 1
Yes 2024 3 26
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 400 点
問題文
長さ N の整数列 A が与えられます。
頂点 u と頂点 v を結ぶ辺の重みが A_u\times A_v である完全グラフ G の最小全域木の重みを求めてください。
制約
- 2 \leq N \leq 2\times 10^5
- |A_i| \le 10^6
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
3 1 2 3
出力例 1
5
頂点 1 と頂点 2 を結ぶ辺の重みは 1\times 2=2 、
頂点 1 と頂点 3 を結ぶ辺の重みは 1\times 3=3 、
頂点 2 と頂点 3 を結ぶ辺の重みは 2\times 3=6 です。
よって 1 と 2 を結ぶ辺、 1 と 3 を結ぶ辺で全域木を作るのが最小で、この木の重みは 5 になります。
入力例 2
4 1 1 -1 -1
出力例 2
-3
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 400 点
問題文
パ研王国には N 個の村と M 本の道路があります。 i\ (1 \le i \le M) 本目の道路は村 A_i, B_i を双方向に結んでいて、どの状態であっても渡るのに 1 分かかります。
最初、すべての道路に氷が張ってあります。 C_i = -1 の場合は氷はとけず、 1 \le C_i の場合、 C_i 分後に氷がとけます。
国王であるパケン君は最初村 1 にいて、道路を何本か通ることで村 N まで移動したいです。パケン君は任意の村で待機することもできます。また、パケン君は用心深いため、氷の張ってある道をなるべく通りたくないです。氷の張ってある道を通る時間を最小化して街 N に移動するとき、かかる時間の最小値を求めてください。
ただし、村 1 から村 N まで道路を何本か使い到達できることは保証されます。制約
- 2 \leq N \leq 2\times 10^5
- N-1 \leq M \leq \min(\frac{N(N-1)}{2} , 2\times 10^5)
- 1 \le A_i < B_i \le N
- 1 \le i < j \le N について、 (A_i,B_i)\neq (A_j,B_j)
- C_i=-1 または 1 \le C_i \le 10^9
- 入力は全て整数
- 村 1 から村 N まで道路を何本か使い到達できる
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M A_1 B_1 C_1 A_2 B_2 C_2 \vdots A_M B_M C_M
出力
単位を分として、かかる時間の最小値を出力せよ。
入力例 1
3 3 1 3 -1 1 2 3 2 3 1
出力例 1
5
村 1 から直接村 3 に行くと、かかる時間は 1 分ですが氷の道を必ず通ることとなります 。 しかし、村 2 を経由することで氷の道を通らず村 3 に行くことができます。この場合パケン君は村 1 で 3 分待機する必要があります。
入力例 2
4 5 1 2 1 2 4 -1 1 3 -1 3 4 3 2 3 3
出力例 2
5
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 400 点
問題文
正整数 K と長さ N の正整数列 A が与えらえます。あなたはこの数列に対して以下の操作を 5\times 10^5 回以下行えます。
- 整数 i\ (1 \le i \le N-1) を選ぶ。 A_i と A_{i+1} を swap したのち、 A_{i+1} に K を加算する。
最終的な数列が昇順、すなわち A_1 \le A_2 \le \ldots \le A_N となっているような操作列を一つ見つけてください。なお、この制約下においてこのような操作列が存在することが示せます。
制約
- 1 \leq N \leq 1000
- 1 \le K \le 10^9
- 1 \le A_i \le 10^9
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N K A_1 A_2 \ldots A_N
出力
操作回数を M (0 \le M \le 5\times 10^5) として、 M+1 行出力せよ。 1 行目には M を出力し、 k + 1\ (1 \le k \le M) 行目には k 回目に選んだ i を出力せよ。
入力例 1
4 1 1 3 1 2
出力例 1
2 2 3
iを2,3の順に選んで2回操作を行うことでA=(1,1,2,5)を得ることができます。
入力例 2
8 2 3 1 4 1 5 9 2 6
出力例 2
15 1 2 3 4 5 6 7 2 3 5 6 4 5 3 4
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 400 点
問題文
整数列 p に対して、以下の操作の結果できる数列 q を f(p) と定義します。
-
空の数列 q を用意する。
-
i=1,2,\ldots,|p| の順に、現在 q に p_i が存在しなければ、 q の末尾に p_i を挿入する。
正整数 N,K が与えられます。以下の条件を満たす長さ N の正整数列 a の個数を 998244353 で割った余りを求めてください。
- 1 \le a_i \le K\ (1 \le i \le N)
- f(a) = f(\mathrm{rev}(a)) が成り立つ。ただし、 \mathrm{rev}(a) = (a_N,a_{N-1},\ldots,a_1) である。
制約
- 1 \leq N,K \leq 2000
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N K
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
3 2
出力例 1
4
条件を満たす a は (1,1,1),(1,2,1),(2,1,2),(2,2,2) の 4 通りです。
入力例 2
10 26
出力例 2
413643776
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 500 点
問題文
正整数 M と、長さ N の非負整数列 A=(A_1,A_2,\dots ,A_N) が与えられます。ここで、0 \leq A_i \leq 2^M-1 が保証されます。また、最初 X=0 である整数 X があります。
あなたは、 A の要素を自由に並べ替えた後、以下の操作を i=1,2,\ldots,N の順で行います。
- X \ \mathrm{or} \ A_i \neq 2^M-1 ならば、 X を X \ \mathrm{or} \ A_i に置き換える。
操作後の X としてありうるものの個数を求めてください。
\mathrm{or} とは
整数 a,b のビットごとの論理和 a \ \mathrm{or} \ b は以下のように定義されます。- a \ \mathrm{or} \ b を二進表記したときの 2^k \ (0 \leq k) の位の数は、a,b をを二進表記したときの 2^k の位の数のうち 1 であるものが存在するのであれば 1、そうでなければ 0 である。
制約
- 1 \leq N \leq 2\times 10^5
- 1 \le M \le 30
- 0 \le A_i < 2^M
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N M A_1 A_2 \ldots A_N
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
3 3 4 3 6
出力例 1
2
操作後の X として考えられるものは、3,6 の 2 通りです。
例えば 、A=(4,3,6) の場合、操作は以下のようにして行われます。
- X \ \mathrm{or} \ A_1 = 0 \ \mathrm{or} \ 4 = 4 ≠ 2^3-1 なので、X を 4 で置き換える。
- X \ \mathrm{or} \ A_2 = 4 \ \mathrm{or} \ 3 = 7 = 2^3-1 なので、操作を行わない。
- X \ \mathrm{or} \ A_3= 4 \ \mathrm{or} \ 6 = 6 ≠ 2^3-1 なので、X を 6 で置き換える。
よって、最終的な X の値は 6 となります。
入力例 2
5 1 1 1 1 1 1
出力例 2
1
入力例 3
8 4 3 5 14 0 10 3 6 12
出力例 3
4
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 500 点
問題文
長さ N の整数列 A が与えられます。以下の条件を満たす (0,1,\ldots,N-1) の順列 P を考えます。
- 1 \le i \le N について、 A_i \neq -1 ならば、 A_i = P_i
そのような順列 P についての以下の値として考えられる最小の値を求めてください。
- \displaystyle \sum_{i=1}^N \sum_{j=i}^N \mathrm{mex}(P_i,P_{i+1},\ldots,P_j)
ただし、 \mathrm{mex}(x_1,x_2,\ldots,x_n) は、 x の中に含まれない最小の非負整数を表します。
制約
- 1 \leq N \leq 2\times 10^5
- 1 \le i \le N について、 A_i = -1 または 0 \le A_i < N
- 1 \le i < j \le N について、 A_i, A_j \neq -1 ならば A_i \neq A_j
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
3 0 2 1
出力例 1
5
\mathrm{mex}(0)+\mathrm{mex}(0,2)+\mathrm{mex}(0,2,1)+\mathrm{mex}(2)+\mathrm{mex}(2,1)+\mathrm{mex}(1)=1+1+3+0+0+0=5 です。
入力例 2
3 0 -1 -1
出力例 2
5P として考えられるものは (0,2,1) と (0,1,2) の 2 通りがあります。それぞれについて、求めるべき値はそれぞれ 5,6 であるため、5 を出力します。
入力例 3
10 1 -1 -1 4 -1 -1 3 -1 8 -1
出力例 3
19
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 500 点
問題文
正整数 N が与えられます。長さ N の (1,2,\ldots,N) の順列 p について、以下の値を最大化する p を 1 つ求めてください。
- (p_1 + 1) \oplus (p_2 + 2) \oplus \ldots \oplus (p_N + N)
ただし \oplus はビット単位 \mathrm{XOR} 演算を表します。
ビット単位 \mathrm{XOR} 演算とは
非負整数 A,B のビット単位 \mathrm{XOR} 演算、A\oplus B は、以下のように定義されます。
- A\oplus B を二進表記した際の 2^k\ (k\geq 0) の位の数は、A,B を二進表記した際の 2^k の位の数のうち一方のみが 1 であれば 1、そうでなければ 0 である。
例えば、3\oplus 5 = 6 となります(二進表記すると: 011\oplus 101 = 110)。
制約
- 1 \leq N \leq 2\times 10^5
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N
出力
問題文中の条件を満たす p を空白区切りで 1 行に出力せよ。
p としてありうるものが複数ある場合、どれを出力してもよい。
入力例 1
3
出力例 1
2 1 3
(2+1) \oplus (1+2) \oplus (3+3) = 6 です。値を 6 より大きくすることができないので、これを出力します。
入力例 2
1
出力例 2
1
入力例 3
5
出力例 3
2 3 4 5 1
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 600 点
問題文
縦 H cm、横 W cm の長方形のチョコレートがあります。
Alice と Bob が次の操作を交互に繰り返します。- チョコのいずれかの辺に平行な直線でチョコを (それぞれが正の面積になるように) 切断し、片方を食べる。 ただし、残されたチョコの辺の長さは全て正整数であり、かつ面積が K \mathrm{cm}^2 以上でなければならない。
Alice が先手で、操作ができなくなったほうが負けです。勝つのはどちらでしょうか。
Q 個のテストケースに対して答えてください。
制約
- 1 \le Q \le 2\times 10^5
- 1 \leq H,W \leq 10^9
- 1 \le K \le H\times W
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
Q H_1 W_1 K_1 H_2 W_2 K_2 \vdots H_Q W_Q K_Q
出力
Q 行出力せよ。 i\ (1 \le i \le Q) について、 i 行目には、 i ケース目について Alice が勝利するならば Alice
と、 Bob が勝利するならば Bob
と出力せよ。
入力例 1
3 3 4 3 2 2 3 1000 800 3000
出力例 1
Alice Bob Alice
1 つ目のケースについて、例えば次のような進行が考えられます。
- Alice が縦 3 cm、横 3 cm となるようチョコレートを切断し、残りを食べる。残ったチョコレートの面積は 9 \mathrm{cm}^2 である。
- Bob が縦 2 cm、横 3 cm となるようチョコレートを切断し、残りを食べる。残ったチョコレートの面積は 6 \mathrm{cm}^2 である。
- Alice が縦 1 cm、横 3 cm となるようチョコレートを切断し、残りを食べる。残ったチョコレートの面積は 3 \mathrm{cm}^2 である。
- Bob はどのように切断しても残りのチョコレートの面積を 3 \mathrm{cm}^2 以上にすることはできないため、Alice の勝ちとなる。
Time Limit: 2 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 600 点
問題文
N 頂点の根付き木が与えられます。頂点には 1, 2, \ldots, N の番号が付いており、木の根は頂点 1 です。 i (1 \le i \le N-1) 番目の辺は頂点 A_i と頂点 B_i をつないでいます。また、各頂点 i には文字 C_i (1 \le i \le N) が書き込まれています。 C_i は (
か )
のいずれかです。
以下の 3 種類のクエリが Q 個与えられるので、順に処理してください。 j 個目のクエリは以下の通りです。
- T_j=1 のとき : 頂点 X_j に書かれている文字を Y_j に変更する
- T_j=2 のとき : 頂点 S_j を根とする部分木の各頂点について、書かれている文字が
(
ならば)
に、)
ならば(
に変更する - T_j=3 のとき : 頂点 U_j から頂点 V_j へのパス上の頂点(両端含む)に書かれた文字を順に並べた文字列の(連続とは限らない)部分列のうち、正規括弧列であるものの長さの最大値を出力する。特に、空文字列は常に部分列かつ正規括弧列なので、最大値が必ず存在します。
(連続とは限らない)部分列とは?
列から 0 個以上の要素を削除し、残った要素を元の順序を保ったまま連結してできる列のことを指します。 例えば((
や )()
や空文字列は )(()
の部分列ですが、 (())
や )))
は )(()
の部分列ではありません。
正規括弧列とは?
(
と )
からなる文字列のうち、以下のいずれかを満たす物を指します。
- 空文字列である
- ある正規括弧列 A が存在して、
(
, A,)
をこの順に連結して得られる - ある正規括弧列 A, B が存在して、 A, B をこの順に連結して得られる
(())()
や空文字列は正規括弧列ですが、 ())
や )((
は正規括弧列ではありません。
制約
- 1 \leq N, Q\leq 2\times 10^5
- 1 \le A_i < B_i \le N (1 \leq i \leq N-1)
- C_i=
(
または C_i=)
(1 \leq i \leq N) - 1 \leq T_j \leq 3 (1 \leq j \leq Q)
- T_j=1 のとき、 1 \le X_j \le N かつ Y_j=
(
または Y_j=)
(1 \leq j \leq Q) - T_j=2 のとき、 1 \le S_j \le N (1 \leq j \leq Q)
- T_j=3 のとき、 1 \le U_j, V_j \le N (1 \leq j \leq Q)
- 入力は全て、整数か
(
か)
のいずれか
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 B_1 A_2 B_2 \vdots A_{N-1} B_{N-1} C_1 C_2 \ldots C_N Q \mathrm{query}_1 \mathrm{query}_2 \vdots \mathrm{query}_Q
ここで、各クエリ \mathrm{query}_i は以下のいずれかの形式で与えられる。
1 X_i Y_i
2 S_i
3 U_i V_i
出力
T_j=3 のクエリに対する答えを順に出力せよ。
入力例 1
5 1 2 2 3 2 4 4 5 ( ( ) ) ) 4 3 1 5 3 3 4 2 2 3 5 1
出力例 1
4 2 2
木は以下のようになっています。
それぞれのクエリは次のように処理されます。
- パス上の頂点は (1, 2, 4, 5) であり、頂点に書かれた文字を連結すると
(())
になります。これは正規括弧列なので、長さ 4 を出力します。 - パス上の頂点は (3, 2, 4) であり、頂点に書かれた文字を連結すると
)()
になります。この部分列で最長の正規括弧列は()
なので、長さ 2 を出力します。 - 頂点 2 の部分木の頂点 2, 3, 4, 5 に書かれた文字が変更され、頂点 1, 2, 3, 4, 5 に書かれた文字はそれぞれ
(
,)
,(
,(
,(
になります。 - パス上の頂点は (5, 4, 2, 1) であり、頂点に書かれた文字を連結すると
(()(
になります。この部分列で最長の正規括弧列は()
なので、長さ 2 を出力します。
入力例 2
1 ( 3 3 1 1 1 1 ) 3 1 1
出力例 2
0 0
入力例 3
10 5 6 2 3 2 5 7 8 4 9 2 7 8 10 2 4 1 7 ( ) ) ( ) ) ) ) ( ( 20 2 2 1 5 ) 3 4 9 2 5 3 8 5 3 8 8 2 8 3 9 9 3 7 5 1 1 ) 3 4 8 2 9 2 9 2 2 1 5 ( 1 6 ( 3 2 9 1 2 ) 1 5 ) 3 4 5
出力例 3
0 0 0 0 0 2 0 2
Time Limit: 12 sec / Memory Limit: 1024 MiB
配点 : 600 点
問題文
長さ N の整数列 A,B が与えられます。
頂点 u と頂点 v を結ぶ辺の重みが A_u\times A_v + B_u \times B_v である完全グラフ G の最小全域木の重みを求めてください。
制約
- 2 \leq N \leq 5\times 10^4
- |A_i|, |B_i| \le 10^6
- 入力は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N A_1 A_2 \ldots A_N B_1 B_2 \ldots B_N
出力
答えを出力せよ。
入力例 1
3 1 3 -1 -2 0 -4
出力例 1
0
頂点 1 と頂点 2 を結ぶ辺の重みは 1 \times 3 + (-2) \times 0 = 3 、
頂点 1 と頂点 3 を結ぶ辺の重みは 1 \times (-1) + (-2) \times (-4) = 7 、
頂点 2 と頂点 3 を結ぶ辺の重みは 3 \times (-1) + 0 \times (-4) = -3 です。
よって 1 と 2 を結ぶ辺と 2 と 3 を結ぶ辺で全域木を作るのが最小で、この木の重みは 0 になります。
入力例 2
4 1 1 -1 -1 1 1 -1 -1
出力例 2
-6
(A_i, B_i) = (A_j, B_j) となる i, j (i \neq j) が存在することもあります。
入力例 3
10 -593389 -914534 -534565 -257272 -723595 763395 -272810 -869922 449729 -111959 743146 -30912 -528945 903153 -162840 -807868 227877 -433864 751438 34288
出力例 3
-5395522482698