THIRD PROGRAMMING CONTEST 2021 (AtCoder Heuristic Contest 007)

Can Participate: All Rated Range: All Penalty: None

コンテスト情報

Contest Information

THIRD AI開発部

株式会社THIRDのAI開発部は現在、AtCoder赤1名黄1名(Kaggle Master)、青2名(Topcoder Marathon赤経験者×2+TopcoderOpen MarathonFinalist3回+Kaggle Master)の構成で、今の所は100%競プロ人材です。更にインターンシップ生を含めると、赤+1名黄+1名水色+1名となります。

また、各メンバーごとのAHC001〜AHC005までで最も良かった最終順位は12位14位16位21位と、4名ともそれなりの好順位を得ています。 (インターンシップ生は22位26位94位で、彼らも強い!)

なぜここまで競プロ人材が集まっており、逆に考えれば集める必要があったのでしょうか?

THIRDのAI戦略

株式会社THIRDでは製品自体がデータ収集の仕組みとして機能するように設計し、製品開発を行っています。

不動産管理プラットフォーム業界で確固たる地位を築きつつある今、こうしたデータ収集戦略により、業界内でTHIRDだけが触れるデータが数多く存在します。

データは人材を呼び、研究開発の対象となって技術を呼び、そしてそれらは製品をより強力にし、更に沢山の種類のデータが集まる好循環を生みます。


THIRDがAtCoderユーザーを求める理由

こうして集まった様々なデータを使って、我々は研究開発を行っています。

近年台頭した深層学習を使いこなすだけでなく、それにアルゴリズムやヒューリスティクスを柔軟に組み合わせることで、競合他社に性能面で打ち勝ちシェアを伸ばしてきた強力な実績があります。

そうしたAI開発の実績をもたらした中心メンバー達は、すべて競技プログラミング経験者からの採用となります。

AI開発部では、ドメイン、アルゴリズム・ヒューリスティクス、機械学習の3本を価値の柱として掲げていますが、これらの柱はすべてAtCoderユーザーへと期待できるものであると考えています。

マラソン系と呼ばれることもあるヒューリスティクス部門からは、問題固有の本質(ドメイン)をよく捉え、調査し掘り下げ、PDCAサイクルを回しつつ問題解決を行うのが得意な傾向にある様です。 また彼らは、問題固有領域の代わりに業務固有の本質を整理して要件の方を寄せることも得意としている様に思います。

アルゴリズム部門からは、数学的素養が高く、コーディングが速く、抽象的な事柄への理解が早い傾向にある様に思います。コーディングの速さは単に開発スピードを速めるだけでなく、研究開発での考察に必要な調査をテンポ良く行うことに役立つため、一緒に組んでいるマラソン系メンバーの生産性まで引き上げるシナジーを生みます。

アルゴリズムやヒューリスティクスに秀でた人材は、入社後からでも充分に機械学習系スキル(深層学習含)の伸びが良いため、THIRD求人ではAI開発経験に関して不問としています。 その代わりに、コンテストでの功績を最重要の指標として採用を行っています。

入社当時Kaggleではタイタニック程度だったメンバーは、現在ではTHIRD2人目のKaggle Masterとなって新しいAIプロジェクトを立ち上げから牽引し、完成まで導きました。

THIRDのAI開発部では、機械学習を使ったプロジェクト内でUnionFind, 最小費用流, 動的計画法(DP), しゃくとり法などのアルゴリズム手法が突然飛び出して、機械学習結果とうまく組み合わさって問題解決まで導く光景も珍しくありません。 むしろそうした境界なしの技術の連携を独自の文化として築きあげています。

毎週行われる勉強会では、機械学習、アルゴリズム、ヒューリスティクスなど、まんべんなくテーマとして取り上げられています。

あなたも、THIRDのAI開発部で一緒に活躍しませんか?


求める人材

  • 本コンテストにて上位50位以内を獲得される方々
  • ヒューリスティクス、アルゴリズム、機械学習、ゲームAIなどのコンテストにおいて、優秀な成績(AtCoder青以上相当が目安)を収めている方(※ゲームAI系の業務は今の所ありませんが、スキルはマッチすると思います)
  • 機械学習・ヒューリスティクス・アルゴリズムのいずれかの論文に広く明るく、数学に強い方
  • その他、関連する分野にて客観的に比較評価可能な卓越した実績を有する方

※ AtCoderJobsからのご応募をお待ちしております。社会人学生(22卒, 23卒)、どちらも大歓迎です。

THIRDでの仕事内容

  • 液晶/カウンタ式/指針式のAIメーター読取の開発
  • 見積書AI査定の開発
  • 管理台帳自動作成のための銘板認識の開発
  • 内製OCRのAI開発

など、機械学習・ヒューリスティクス・アルゴリズムやロジック性の強いシステム箇所の調査・プロトタイピング・設計・コーディング等の研究開発。


賞品(Amazonギフト券)

  • 1位: 50,000円ギフト券
  • 2位: 30,000円ギフト券
  • 3位: 20,000円ギフト券
  • 4位: 10,000円ギフト券
  • 5位以下: 抽選で30名様に3,000円ギフト券

5位以下の抽選ロジックはこちら。最終順位に応じて選出確率に重み付けを行います。(高順位ほど高確率で抽選が当たります)

当選者はAtCoder名にて発表します。

5位以下の抽選結果

tute7627さん、olpheさん、Nyaanさん、kawateaさん、firiexpさん、Shibungiさん、hiikunZさん、noimiさん、cunitacさん、terry_u16さん、mtsdさん、hamamuさん、btk15049さん、sensaurさん、tashikaniさん、eijirouさん、Trineutronさん、y_kawanoさん、theory_and_meさん、ktr216さん、miscalculation53さん、Shiro_Sさん、oka111111101さん、makio93さん、Taisei2001さん、watarimaycry2さん、seiyu0225さん、PSL24251284さん、koikotyaさん、AtYasudaさん

該当者には後日担当者より登録されたメールアドレスへとAmazonギフト券が贈呈されます。

そのほか

  • 大学生および大学院生の方には、弊社のインターンシップや採用イベント等のご案内をさせていただくことがございます。
  • 社会人の方には、弊社のキャリア採用イベント等のご案内をさせていただくことがございます。
  • 賞品対象者の方には参加時にご登録いただいたメールアドレスに詳細をご連絡させて頂きます。なお必要事項をご提供頂けない場合は賞品対象外とさせて頂きます。
  • 日本国内に居住されていない方は賞品対象外となります。
  • 弊社従業員および役員は賞品対象外となります。
  • 何らかの理由により賞品配送が完了しなかった場合、ご登録いただいたメールアドレスにご連絡させて頂きます。2週間以内にご返信がない場合は賞品対象外となります。
  • 賞品対象者が対象外となった場合には、賞品対象者に次ぐ順位の方を、順番に繰り上げて贈呈します。
  • 該当順位が複数名いる場合は抽選とさせて頂きます。

AtCoder Heuristic Contest(AHC)とは?

AtCoderにて新たに定期的に開催されるプログラミングコンテストです。ABC/ARC/AGCなどのアルゴリズムコンテストと異なり、最適解を出すのが難しい問題に対し、出来るだけ良い解を作成するコンテストとなります。出題例などについては過去の類似形式のコンテストを参照下さい。

AHCでは、ABC/ARC/AGCでのレーティングとは異なる、ヒューリスティック部門用の新しいレーティングが付与されます。ABC等でのレーティングと異なり、コンテスト成績が悪くても下がることのない単調非減少型を採用し、平均的に良いパフォーマンスを出すことよりも、ベストパフォーマンスが評価される形式となります。気軽にご参加下さい。

AHCは開催期間が1週間以上の長期コンテストと、1日未満の短期コンテストを、交互に月1程度で開催を予定しています。長期・短期の2つのレーティングは共通となる予定ですが、参加人数の偏りなどによりレーティングの分割もしくは計算式の補正が必要な可能性があるため、しばらくレーティングはβ版とさせて頂きます。β版での運用中の成績は正式運用開始後も引き継がれますが、レーティング計算式の変更によりβ版から正式版への移行時にレーティングが変動する可能性が有ります。

腕に覚えがある人も、まだまだプログラミングは始めたばかりという人も、一度参加されてみてはいかがでしょうか?

参加方法

コンテストに参加するには、ユーザ登録ページ よりユーザ登録を行ってください。(新規ユーザ様のみ必要) ログイン後に トップページ に上部に表示される参加ボタンを押すことで参加できます。 詳しくは チュートリアル を参照してください。

ルール

  • 問題は1問です。AtCoderで使用できるすべてのプログラミング言語を使用可能です。
  • 誤提出・再提出のペナルティはありませんが、解答を提出する際は前回の提出から5分以上の間隔を開ける必要があります。
  • コンテストは個人戦です。2人以上で結託し、解答する行為は禁止しております。
  • コンテスト終了前に、問題の考察や解答を公開する行為は禁止しております。ただし、提供されたツール類の動かし方に関する情報は自由に共有して構いません。
  • コンテスト期間中に、seed=0 に対するビジュアライザの出力画像のみ twitter で共有が可能です。必ず指定されたハッシュタグを用い、公開アカウントを使用して下さい。共有された画像の一覧
  • その他のルールは こちら を参照してください。

メニューについて

なお、上メニューバーの各ボタンの機能は、以下の通りです。

  • トップ : 現在閲覧中のページです。
  • 問題 : コンテストの問題の閲覧ができます。
  • 提出 : コンテストの問題に対する、解答ソースコードを提出することが出来ます。
  • 質問 : コンテスト全体、および各問題に対して、コンテスト中に質問し、その回答を閲覧することが出来ます。
  • 結果 : 今までに自分が提出した解答を閲覧することができます。また、コンテスト終了後には他の参加者の解答状況を閲覧することが出来ます。
  • 順位表 : 現在のコンテストの順位表が閲覧できます。

その他

利用規約ルール用語集よくある質問 をご一読下さいませ。



About AtCoder Heuristic Contest(AHC)

This is a new series of programming contests that will be held regularly on AtCoder. Unlike algorithm contests such as ABC/ARC/AGC, the goal is to create a better solution to a problem for which it is difficult to find the optimal solution. For examples of problems, see past contests of similar format.

AHC will have a new rating system that is different from the existing ABC/ARC/AGC rating system. Unlike the ABC/ARC/AGC ratings, AHC will use a rating system that does not decrease even if contest performance is poor. Please feel free to participate.

We are planning to hold a long-term contest with a duration of more than a week and a short-term contest with a duration of less than a day, alternately about once a month. We plan to use the same ratings for both the long and short contests, but we may need to use different ratings, or correct the rating formula, due to the possibility of a large bias in the number of participants. For this reason, the ratings will remain in beta for a while. Contest results during the beta period will be used in the official rating. However, due to changes in the rating formula, the rating may change when the official version is released.

Rules

  • There is one problem. You can use any programming language available on AtCoder.
  • There is no penalty for resubmission, but you must wait at least 5 minutes between submissions.
  • This is an individual competition. It is prohibited to publish your solution before the end of the contest. However, you are free to share information on how to run the provided tools.
  • You are allowed to share output images of the provided visualizer for seed=0 on twitter during the contest. You have to use the specified hashtag and public account. List of shared images.
  • For other rules, see here.